第8ターン(1944年1-4月)

・連合軍増援: CVイントレピッド、フランクリン、BBニュージャージーがギリギリ。今気がつくと、6ユニットのスタックオーバーしてました。CVLバターンはウエワク。ヨーロッパから戻った米第14軍団(損耗)がエファテ。
・連合軍補充: エファテの第14軍団と第2海兵師団が完全戦力へ。Aus航空ユニットが完全戦力に復帰してケアンズ。1MAW航空ユニットが完全戦力になってウッドラーク島。ギリギリのBBマサチューセッツとホランジャのBBノースカロライナが完全戦力に復帰。

・日本軍増援: 第29軍(損耗)が函館。第11航空師団がブイン。第62航空艦隊がラバウル。第61航空艦隊がクエゼリン。CV大鳳がボルネオのミリ。
・日本軍補充: BB大和が損耗状態でミリに復帰。

潜水艦戦争 当たり。ASPは2点に。

・連合1
兵站値7のECをSW Pac HQに。エファテから第2海兵師団とCVLカウペンスがトラックに強襲上陸。ギリギリからも、BBニュージャージー、ミシシッピと第3海兵師団がトラックへ。さらにこれをCVイントレピッド、フランクリン、バンカーヒルが支援します。合計84火力。またウッドラーク島の1MAW航空ユニットはバカ島に移動し、これでZOIの包囲網を中立化します。日本はトラックに45火力分の艦隊がいましたが、地上部隊は4-6の2SN陸戦隊のみ。諜報判定で7以下が出ればリアクションできて、あと63火力分の戦力を持ってくることができた筈なのですが・・・、ダイスは何と9!しっかり奇襲が決まり、トラックに在泊していたCVL隼鷹、CA那智、BB金剛1、長門、APD神風は全て除去。陸戦では、第3海兵師団が損耗しますが、2SN陸戦隊も除去されて、なんとトラックが陥落、いきなりソロモン方面の全ての日本軍ユニットは補給切れとなってしまいました。したがって、ZOIもなくなります。


これはまずい・・・(T.T)。
エセックス級空母はみんなギリギリに戻り、トラックにはCVLカウペンスのみ残ります。連合軍のASPは8ポイントありますが、この攻撃で2ポイント消費しました。

・日本1
3OCを南方司令部に。シンガポールの第15軍がバリクパパンへ、バンコク南西にいた第19軍がタラカンへ、朝鮮軍がマニラへ、それぞれ戦略移動します。またバンコク北の第28軍はバンコクに戻ります。このターンの最後までアッツ・キスカを占領できれば、3ターン経過するので、アメリカ政治動向は1点下がります。そして実は、このターンの手札に、タイムリーなことに東条の辞任カードが来ていたのでした。これで2点下がれば、アメリカ政治動向は0となり、このターンで日本が勝利できます。したがって、日本としてはソロモン方面は切り捨てても、アッツと、フィリピン・マレー・蘭印を死守すればよいことになります。連合軍のASPはあと6ポイント。守りきれるのか?


・連合2
SW Pac HQに兵站値8!のマッカーサー道義的責任EC。これでアメリカ陸海軍競争は終結します。まずトラックの第3海兵師団(損耗)がソロモンのニュージョージア島に強襲上陸。ポナペの第1海兵師団(損耗)がタラワに強襲上陸。4SN陸戦隊(損耗)と地上戦となり、これを撃破して占領します。オーストラリアのケアンズにいたCVレキシントン(損耗)はセレベス海を抜けて、フィリピンのダバオを空襲。ギリギリからCVイントレピッドとバンカーヒル、フランクリン、エセックス(損耗)、BBニュージャージーもこれに加わります。合計76火力。米第11軍団はエファテからトラックに戦略移動。日本は諜報判定には成功しますが、リアクションしません。ダバオでの戦闘ダイスは日9・連0でしたので、日本の第21航空艦隊は除去、連合軍のCVエセックスも除去となりました。CVフランクリンのみエニウェトクに戦闘後移動、あとはみなギリギリに戻ります。あとヌーメアから13AF航空ユニットがタラワに戦闘後移動。連合軍のASPはあと4ポイント。


・日本2
連合艦隊司令部に3OC。ウェーク島から第28航空艦隊がマニラまで戦略移動。またウェーク島にいたSS陸戦隊(損耗)はアッツ・キスカに強襲上陸。ここには港がないので、戦略移動はできません。ウルシー環礁の第51はマニラに移動。ビアクの第22航空艦隊はダバオに移動。ヴォーゲルトップにいた1SN陸戦隊もダバオに戦略移動。ビアクのCL天竜(損耗)はスラバヤに移動。


・連合3
C Pac HQに兵站値6のEC。タラワの第1海兵師団(損耗)が硫黄島を無血占領。ニュージョージア島の第3海兵師団(損耗)がヴォーゲルトップに強襲上陸。トラックの第2海兵師団が沖縄を無血占領。ここまででASPは7ポイント。エファテの米第14軍団はサイパンに戦略移動。ギリギリのCVレキシントン(損耗)はサイパンに移動。エスピリッツサントの5AF LRBと13AF LRBはサロングに移動。同じく14AF LRBはトラックに移動。戦闘後移動で、サイパンの2MAW航空ユニット(損耗)は硫黄島に、サイパンのレキシントンは沖縄に移動します。


・日本3
日本陸海軍の合意EC。ようやく来ました。これでカード1枚を捨てて、捨て札の中から東京エキスプレスカードと交換します。

・連合4
兵站値8のECをC Pac HQ。東京から10ヘクス以内に強襲上陸するのが条件です。11ユニットが活性化。まず硫黄島の第1海兵師団(損耗)がソウルに強襲上陸。バカ島の1MAW航空ユニットがサロングまで移動。CVLバターンがウエワクからサイパンに移動。ギリギリからCVバンカーヒル、BBニュージャージー、マサチューセッツがサイパンに移動。エスピリッツサントからCVLベローウッド、BBワシントン、ノースカロライナがトラックに移動。ウエワクから沖縄に米第24軍団が戦略移動。BBマサチューセッツとCVバンカーヒルは沖縄に戦闘後移動、CVLバターンとBBニュージャージーはソウルに戦闘後移動。BBワシントン、ノースカロライナ、CVLベローウッドはサイパンに戦闘後移動。これで、連合軍はASPを8ポイント使い切りました。日本は海上封鎖され、さらにソウルまでの補給線を切られたため、サイゴンの南方司令部も補給切れとなり、全くユニットを動かせなくなってしまいました。


・日本4
将来攻撃カードから、米軍の陸海軍競争。1枚引いたところ、ハルゼーの台風カードが来ました。

・連合5
ヨーロッパの戦争で、連合軍の大勝利。WIEレベルが+3のレベル0になります。

・日本5
3OCを連合艦隊司令部。函館の第29軍(損耗)をアッツ・キスカに強襲上陸させます。





ここで日本軍が東条の辞任カードを持っていることを明らかにして、アッツ島の1ポイントと合わせて3ポイントのアメリカ政治動向が下がることが確実となりました。連合軍はもうASPがないため、政治動向を上げることができず、ここでゲーム終了となりました。長きにわたって対戦をしていただいたINBさんには深く感謝いたします。_(._.)_ ありがとうございました。

ゲーム終了後の反省点としては、やはり第7ターンの最後の日本のムーブで、トラックに陸上部隊を送っておくべきだったことと、サイパンはどこかで取り返しておくべきだったと思いました。第8ターンにトラックが陥落してからは、みるみるうちに沖縄、ソウルまで占領されて、日本は完全に封鎖されてしまいました。このターンに東条の辞任カードが来ていなかったら、確実に日本の敗北で終わっていたと思います。戦争終盤の日本の守りは難しいと、勉強になりました。