War of the Ring づくし 本文へジャンプ

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War of the Ringを久しぶりにOkaさんとプレイしました。今回はsinyamagが冥王(Shadow Player: SP)、Okaさんが自由の民(Free People: FP)です。拡張は入れず、久しぶりなのでルールを確認しながらのプレイになりました。さて、今回は指輪の運命はどうなったのでしょうか。

第1ターン
追跡ダイス2個。
冥王ダイス Sx2, M, A, E。自由の民ダイス C, Ex2, W。
FPはEのダイスでカードを1枚引きます。
SPはMのダイスでアイゼンガルドを参戦させます。Sのダイスが4個も追跡ボックスに行っているので、アクションが3回しかできません・・・。
FPはEのダイスで「エルロンドの叡智」をプレイ、ドワーフがアクティブとなり、政治レベル2になります。

SPはEのダイスでカード1枚引きます。
FPはWのダイスをEとして使い、カード1枚を引きます。
SPはAのダイスでヌルンからゴルゴロスにレギュラー2個(0-0-2)、バラド・ドゥールからゴルゴロスにナズグル1個とエリート1個、レギュラー4個(1-1-4)を移動させます。これで、ゴルゴロスに1-1-9の完全戦力軍団ができました。

FPはCでフェローシップを移動させ、無事に成功します。sinayamgはダイス4個も振ったのに、6が出ません。(^_^;

第2ターン
追跡ダイス1個。
冥王ダイス Cx4, Mx2。自由の民ダイス C, M/A, Wx2。
FPは最初パス。SPはMでサルマンをアイゼンガルドに登場させます。

FPはまたパス。SPはMで、サウロンを参戦させます。
FPはAで、トムボンバディルの力をプレイ、北方人の政治レベルを2に上げます。
SPはCで、ナズグル1・レギュラー5の軍隊(1-0-5)をモラノンからブラックゲートを出て、ダゴルラドの平原に移動させます。

FPはCで、フェローシップを無事移動させます。(距離2)
SPはCで、ダゴルラドの1-0-5を北イシリエンに移動。ミナス・ティリスを狙います。

FPはWをCとして使い、またフェローシップを移動。今回も成功。(距離3)
SPはCで、ミナス・モルグルの1-0-5を北イシリエンに移動・合流させ、2-0-10の軍隊を作ります。

FPはWをMにして、ローハンの政治レベルを2に上げます。
SPはCで、北イシリエンの2-0-10によりオスギリアスの0-0-2を攻撃します。これでゴンドールがアクティブとなり、政治レベルは3となりました。戦闘の結果は双方に1ヒット、ゴンドールのレギュラー1個はミナス・ティリスに退却し、サウロンの2-0-9がオスギリアスに前進します。


第3ターン
追跡ダイス2個。
冥王ダイス Mx2, M/A, E。自由の民ダイス M/Ax2, M, C。
FPはCで、ストライダーとボロミアを離脱させ、リヴェンデルから6エリア離れたドルワイス・イアウルに出現させます。真っ直ぐ南下して、西からドル・アムロスに行くつもりの様子。ゴンドールが滅びる前にアラゴルンを戴冠させなくては。

SPはAでオスギリアスの2-0-9がミナス・ティリスを攻撃、防御側はすぐに籠城し、ミナス・ティリスは包囲されます。これでゴンドールは参戦しました。

FPはMで、ドル・アムロスとペラルギアにレギュラー1個ずつを招集。

SPはMで、ウィッチキングをミナス・ティリスに招集。これで、全てのFPの国はアクティブになりました。

FPはMで、レギュラー1をペラルギア、リーダー1をドル・アムロスに招集。

SPはMで、南方人の政治レベルを3へ。
FPはMで、「マザルブルの書」をプレイ、離脱しているコンパニオンを移動させる効果で、ストライダーとボロミアをドル・アムロスに移動させます。

SPはEで、「デネソールの愚行」をプレイ、ミナス・ティリスでの戦闘で、FPがカードを使えなくします。さらに籠城中のリーダー1個を除去。

第4ターン
追跡ダイス1個。
冥王ダイス S, Ax2, M/Ax3, Mx2。自由の民ダイス Ex2, M/A, C。
FPはEで、「ガラドリエルの鏡」をプレイ、CのダイスをWに変えます。
SPはAで、「ヒル・トロール」をプレイ、ミナス・ティリスを包囲中の軍で、レギュラー2個をエリート2個に変更します。これで、この軍は2-2-7+WK(ウィッチキング)となりました。

FPはWで、ドル・アムロスにて、ストライダーをアラゴルンとして戴冠させます。

SPはAで、2-2-7+WKでミナス・ティリスを攻撃。守るのは0-1-4。最初のラウンドでSPはなんと6が4個も出て4ヒットを与え、FPは2ヒットの戦果に留まります。これでSPは2-1-6+WK、FPは0-0-2となりました。あと2ヒットで陥落です。SPはエリートをレギュラーに落として1ラウンド継続を選択。第2ラウンドでは、SPが1ヒット、FPは0ヒット。残りはレギュラーあと1体のみ。SPは、さらに「猛襲(Onslaught)」をプレイ、3個ユニットを除去して3d6を振り、4以上が1個出たので1ヒット、これでミナス・ティリスは陥落しました。しかし、SPも残りは2-1-3+WKとなってしまいました。
FPはパス。
SPはMで、「王の存在が明かされる」をプレイ、ミナス・モルグルに1-0-5を招集。

FPはパス。
SPはAで、「影が集まる」をプレイ、招集したばかりの1-0-5をミナス・モルグルからミナス・ティリスに3エリア移動させます。これで合流し、3-1-8+WKに。

FPはパス。
SPはAで、3-1-7+WKをミナス・ティリスからロッサルナッハに、1-1-9をゴルゴロスからミナス・モルグルに移動。(写真では3-1-7+WKは、3のカウンターで示されています)

FPはEで、「ベオルンの子、老グリムベオルン」をプレイ、キャロックに1-1-0を招集。

SPはMで、南方人を参戦。
FPはMで、リーダー1個ずつをドル・アムロスとペラルギアに招集。

SPはAで、南方人の0-1-3を遠ハラドから近ハラドに、サウロンの1-1-9をミナス・モルグルから南イシリエンに移動。



第5ターン
追跡ダイス1個。
冥王ダイス Sx2, Ax3, Mx2, E。自由の民ダイス Wx2, Mx2, E。
FPはMで、エリート1個(0-1-0)をドル・アムロスに招集。
SPはAで、3-1-7+WKがロッサルナッハからペラルギアの1-0-3を攻撃。最初のラウンドは都市の防御効果で6のみがヒットなのに、SPのダイスが冴えて、双方3ヒット。いきなりペラルギアは陥落、リーダーを逃がせなかったOkaさんは悔しがります。

FPはパス。
SPはAで、0-2-6の南方人を近ハラドから西ハロンデルに、1-1-9の冥王軍を南イシリエンからオスギリアスに移動。

FPはMで、0-1-0をドル・アムロスに招集。
SPはEで、「夜明けのない日」をプレイ、SPのWのダイス2個を捨てさせてしまいます。Okaさん、ごめん!(^_^;
FPはパス。
SPはMで、アイゼンガルドの拠点3カ所でレギュラー1個ずつを招集。

FPはパス。
SPはMで、アイゼンガルドの0-0-2を0-2-0に変更します。

FPはEのダイスを捨ててパス。
SPはAで、0-2-0を西ハロンデルからペラルギアに、1-1-2をオスギリアスからペラルギアに移動させ、4-4-6+WKとします。


第6ターン
追跡ダイス0個。
冥王ダイス Sx2, Ex3, A, M/Ax3。自由の民ダイス Cx3, E, W。
FPはパス。
SPはAで、4-4-6+WKをペラルギアからラメドンに移動。これでドル・アムロスを狙える位置に来ました。
FPはEで、「鷲たちがやってくる!」をプレイ、5d6を振りますが、5以上が出ないためナズグルを殺せません。しかし4体のナズグルはラメドンからミナス・モルグルに強制的に移動させられます。

SPはAで、0-4-6+WKがドル・アムロスの2-2-4+アラゴルン、ボロミアを攻撃。すぐに籠城するかと思いきや、Okaさんは1ラウンドだけ野戦を選択します。籠城してアラゴルンを見殺しにするよりは、野戦の後で隣に退却すればよいという判断です。FPはまず「奇襲」で3d6、2ヒットを冥王軍に与えます。SPは「死闘」をプレイ、両軍の戦闘判定とリーダーの振り直しに+2修正を加えさせます。その結果、SPは4ヒット、FPは3ヒットを敵に与え、SPは0-4-1+WK、FPは2-1-2となります。ここでFPはアンファラスに退却。予想以上の損害にがっかりするOkaさん。これでドル・アムロスも陥落し、ゴンドールは滅亡してしまいました。

FPはCで、アラゴルンをエネドワイスに移動させます。

SPはEで、「指輪の幽鬼の出発」をプレイ、ミナス・モルグルのナズグル4体をドル・アムロスに移動させ、4-4-1+WKでアンファラスの2-1-2+ボロミアを攻撃、双方3ヒットして、FPはアンドラストに退却します。もうレギュラー1個(+リーダー2個とボロミア)しか残っていません。

FPはパス。
SPはAで、4-1-4+WKが2-0-1+ボロミアを攻撃、普通に1ヒットして、最後のレギュラーを除去、ここにボロミアも戦死し、ゴンドールの最後の軍も壊滅しました。冥王軍はアンドラストに前進。
FPはCで、フェローシップが移動しますが、ここで初めて追跡が成功。3ダメージが与えられたため、灰色のガンダルフがそれを受けて死亡します。暴露はされていません。次のガイドはレゴラスです。(距離4)
SPはEで、「ナズグル襲来」をプレイ、アンドラストのナズグル4体とウィッチキングをアイゼンガルドに移動させます。

FPはWで、白のガンダルフをファンゴルンの森に登場させます。

SPはEでカード1枚引きます。
FPはCでフェローシップがまた移動。今度も追跡は成功。ダメージは0ですが、暴露されます。登場したのは、パース・セレブラント。ということは、モリアを抜けて移動したということです。そのため、さらに追跡タイル1枚を引きます。これが3ダメージ。メリーが死んで1ダメージ軽減、その後ファンゴルンに復活します。誘惑ポイントは2点。

SPはAで、0-1-4がアンドラストからドルワイス・イアウルに、0-0-9がオスギリアスからドルアダンの森に移動。


第7ターン
追跡ダイス2個。
冥王ダイス S, Ex3, C, M, M/A。自由の民ダイス Ex2, Cx2, M/A, W。
FPはCで、フェローシップの位置を隠蔽します。
SPはEで、「恐るべき呪文」をプレイ、アイゼンガルドのナズグルとウィッチキングが5d6でアイゼン浅瀬を守るローハンの1-0-2を攻撃、しっかり2ヒットして、リーダー毎壊滅します。これは通常の戦闘ではないので、政治レベルは動きません。なんと、この段階でもローハンはまだ参戦していません。

FPはEで、「モルドールの気風」をプレイ、二つ以上の国の軍が混ざっているドルワイス・イアウルの0-1-4で、内輪もめを起こさせます。5d6で5以上が5個!出て、なんと5ヒット、残りはレギュラー1個(0-0-1)となってしまいました。
SPはMで、アイゼンガルドの3つの拠点でレギュラーを招集。

FPはMで、ローハンの政治レベルを3に。
SPはAで、ドルワイス・イアウルの0-0-1と、アイゼンガルドの4-3-1+WKをアイゼン浅瀬に移動させ、合流。戦力は少ないけど、エントの攻撃の可能性があるため、アイゼンガルドを空にするわけにはいきません。
FPはEで、「ミスリルのシャツとつらぬき丸」をプレイ。追跡タイルの引き直しを強要できるようにします。
SPはCで、4-3-2+WKがヘルムズ・ディープを包囲します。これでようやくローハンが参戦。

FPはCで、フェローシップが移動しますが、またも追跡が成功。1ダメージで暴露されます。誘惑ポイントが3になり、東エムネットに進みます。

SPはEで、「悲しみと労苦に疲れ果てて」をプレイ。コンパニオンが死亡したらFPの手札を捨てさせることができるようになります。
FPはCで、フェローシップを隠蔽します。このダイスでもう一歩進みたかった。
SPはパス。

第8ターン
追跡ダイス2個。
冥王ダイス S, M/Ax2, Ax2, E, M。自由の民ダイス Mx2, Cx2, W。
FPはMで、エルフの政治レベルが2へ。
SPはAで、4-3-2+WKがヘルムズ・ディープを攻撃、順当に1ヒットして、これを占領。ローハンの守りは全く準備不足のようです。
FPはMで、エルフの政治レベルが3へ。
SPはAで、4-3-2+WKがヘルムズ・ディープから西エムネットへ、0-0-9がドルアダンの森から東エムネットへ移動。この時、本当は0-0-9はフォルデに移動して、退路を塞ぐべきでした。ここでも招集ができるので、その可能性を潰しておいた方がよかったでしょう。

FPはMで、エルフを参戦させます。
SPはAで、4-3-2+WKがエドラスの0-1-1を攻撃、1ヒット受けるも、4ヒットしてこれを陥落させます。
FPはEで、「斧と弓」をプレイ、追跡ダメージ1を軽減できるようにします。
SPはAで、4-3-2+WKがエドラスから東エムネットへ、0-0-2が東エムネットからフォルデに移動。これで、ローハンの最後の拠点が占領され、滅亡となりました。東エムネットでは、4-3-7+WKの大軍隊が形成されます。

FPはWをMにして、エリート1個(0-1-0)をロリエンに招集。
SPはEで、「オークの見回り」をプレイ、追跡タイルを1枚引きます。これが3ダメージ。「斧と弓」で1ダメージ軽減して、誘惑ポイントは5点に。まだ隠蔽のまま。
FPはCで、フェローシップを移動させますが、またもや追跡が成功。0ダメージですが、暴露となります。西エミンムイルで再登場。ミナス・モルグルまであと3エリア。冥王はすでに8点とっていて、あとロリエンを占領すれば勝利です。間に合うか?

SPはMで、0-1-0をドル・グルドールに招集。

第9ターン
追跡ダイス1個。
冥王ダイス S, E, Cx2, A, M/A, Mx2。自由の民ダイス Cx2, Ex2, M, M/A。
FPはMで、0-1-0をロリエンに招集。
SPはEで、「影が動いている」をプレイ、4つの軍隊を移動させます。
ドル・グルドールの1-2-5が北に移動し、森の王国を狙います。東エムネットから4-3-7+WKがパース・セレブラントに移動。モリアから0-0-2がディムリル・デールに移動。0-0-2が北ルーンからカルネン渓谷に移動。

FPはAで、キャロックの1-1-1とデイルの1-0-1を森の古道に移動させ合流、2-1-2とします。これで、森の王国も簡単には落ちなくなりました。

SPはCで、4-3-7+WKによりロリエンを包囲します。守るのは1-4-1。
FPはEで、「大ワシグワイヒア」をプレイ、白のガンダルフとピピンが包囲下のロリエンに移動します。これで、ナズグルのリーダーシップをキャンセルさせることができることに。
SPはCで、「冥界の槌グロンド」をプレイ、ロリエン攻城戦を3ラウンド続けます。SPは「ドゥリンの災い」を使い、戦闘前に1ヒット与えます。その後の戦いは死闘となり、3ラウンド合計でSPが4ヒット、FPが10ヒットを敵に与えました。冥王軍の主力はほとんど壊滅しましたが、ロリエンも1-1-2しか残っていません。
FPはCで、ロリエンから1-1-2+ガンダルフ・ピピンが、4-1-1+WKの冥王軍を攻撃。これで3ヒットを与えられれば、4体のナズグルとウィッチキングを壊滅させられるので、まだ希望が残るのですが、惜しいことに2ヒットを与えたのみ。4-0-1+WKはディムリル・デールに退却して、0-0-2と合流しました。
 この後は、もうエルフの予備戦力がほぼ枯渇しており、ロリエンの強化は望めず、次ターンにドル・グルドールから北上した軍と、ナズグルの軍が合流してロリエンを落とすのがほぼ確実となり、それまでにフェローシップが指輪を滅びの山に持って行ける可能性はまずないため、ここで投了となりました。ずいぶん久しぶりにやったので、Okaさんも少し勘が鈍ってしまっていたようです。対戦ありがとうございました。