Frosthaven づくし 本文へジャンプ
フロストヘイブン シナリオ0 Howling in the Snow

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
グルームヘイブンをこの三年間遊び倒してきた我ら4人、sinyamag、Okaさん、ま〜君、もろさん。本編が終わった後は、Forgotten Circles、Jaws of the Lionをコンプして、その後はPC版のグルームヘイブンを、パソコンの画面を4人で眺めながらキャンペーンを進めてきました。あと一ヶ月くらいでそちらも終わるところまできましたが、ついに続編のフロストヘイブンを入手したので、そちらのプレイを開始することになりました。sinyamagがKickstarterに登録したのが1年以上前でしたが、2023年の8月9日に、ようやくゲームが届きました。それから一ヶ月で、プレイの準備完了です。当然全部英語なのですが、アビリティカードやアイテムカードなどはsinyamagが全部和訳。フィギュアの塗装はもろさん。ま〜君は自宅を提供してくれている関係でゲーム本体の細々としたトークン類やカード類の整理整頓、Okaさんはグルームヘイブンの時のように、キャラクターのイニシアティブ入力用アイテムの自作と、4人で手分けしました。(^_^)
 キャラクターの割り振りは、sinyamagが人間のバナースピア、ジャンヌ。仲間の位置がうまくはまれば強力な攻撃を繰り出す女性のタンク兼アタッカー。Okaさんがハロワーのジェミナイト。蟲の集合体で、近接攻撃タイプと遠距離攻撃タイプの2つの形態をもち、能力カードも近接用と遠距離用で分かれているという難しいキャラです。ま〜君はアイノックスのドリフター。アイノックスらしくタンク役ですが、持続的ボーナスのカードを多用し、その上のキャラクタートークンを使用後にまた後ろに戻すことができます。そのため、反則なくらい強力な能力を何回も使用でき、頼れるアニキ。もろさんは、ヘイズサーのボーンシェイパー。自分の体力を削ってアンデッドを召喚するキャラです。

アビリティカードは、こんな感じで和訳シールを貼りました。

キャラマットには、そのキャラの特性と特殊なルールが書かれているので、ここも和訳。グルームヘイブンの時使ったキャラマット入れは、ちょっと横のバーが邪魔だったりする・・・(^_^;

なにはともあれ、シナリオ0の開始です。北のフロストヘイブンという開拓地が、周辺のアルゴックスというモンスター達に襲撃されていて、大変だから、4人の傭兵達を送り込んで、なんとかしてもらおうというところから、キャンペーンは始まります。

旅は楽ではないと警告されたはずだ。天候が体力を奪い、屈服させるだろうと。山には恐ろしい生き物が潜み、無防備な旅人を血まみれで襲おうと待ち構えている。 しかし、最も平凡な脅威が最も危険なものになるとは思ってもみなかった。

狼だ。

昨夜から始まった遠吠えは、獲物が近づいたことを知らせる群れの合図だった。そして今、群れは集結し、山中を移動するあなたをつけまわし、弱点を探している。

受け身でいる場合ではない。 彼らが、キャラバンの中で最も足が遅く、最も年長のメンバーを狙って襲ってくるのは時間の問題だとわかっているはずだ。全員を生き残らせたいのなら、この動物たちに自分たちが手出しできない存在であることを示す必要がある。君は獲物ではないのだ。


まだフロストヘイブンについてもいないのに、途中の道で狼に襲われました。
さて、このシナリオ0は、移動や攻撃のルール理解のためのチュートリアルシナリオです。そのため、敵はハウンド一種類のみで、ヤツらはアビリティカードを引かず、かならず移動2、攻撃2、イニシアティブ26で行動すると決まっています。これは楽だ。

ノーマルのハウンドはHPが4しかないので、割と楽勝・・・と思ったら、こちらも新人なので、攻撃デッキのカードに-1が沢山入っているし、持っているアイテムも少ないし・・・。結構苦戦します。しかし、4体のノーマルハウンドを退治して、次の部屋へ。ボーンシェイパーは、シャンブリングスケルトン(足摺りスケルトン)を2体も召喚している。

次の部屋は2つのタイルをつなげた大きな部屋でした。そこにハウンドが6体。今度はエリートが3体いる。エリートはHPが6です。でも、やっぱり移動2、攻撃2。(^_^;
こちらの4人は、みんな経験値と略取トークンに眼の色を変えて、貪欲に行動していきます。Okaさんのジェミナイトは、近接攻撃したい時に遠距離タイプで、モードチェンジができなくて天を仰いだり、片方ばかり使っていると、すぐにそちらのカードが無くなり休憩をとらなくてはならなったりと、苦労しています。ま〜君のドリフターは、体力もあるし、持続的ボーナスをバンバン使って経験値をどんどん稼ぎます。そろそろボーナスが終了しそうになったら、なんかのアクションをやって、キャラクタートークンを後ろに戻して、延長。それでさらに経験値が入る。これは美味しすぎるのではないか?(笑)もろさんは、とにかく召喚獣を出してなんぼ。盤面が手下達で溢れます。ご本尊は、召喚で身を削ってヒットポイントぎりぎりだけど、後ろの安全地帯にいるから大丈夫。sinyamagのバナースピアは味方の位置が大事なので、あまり突出はできません。でも、時々うまく味方の位置がツボにはまり、強力な範囲攻撃をしてスカッとします(笑)。

ということで、ハウンド6体を倒して、略取トークンを拾いまくり、無事にシナリオ0をクリアしました。これからが本当の冒険の始まりです。

十分な数の狼を倒し、残りの群れは白い荒れ地へと戻っていった。だが、祝杯を挙げる時間はない。勝利を祝う歓声もない。日暮れまでに次の尾根を越えなければならないのに、あなたたちがしたことは疲れ果てることだけだった。

キャラバン隊は足早に進む。何人かの隊員は、あなたに向かって厳かにうなずきながら通り過ぎる。もう少し長いこと生き延びさせてくれたお礼に。この残酷な場所は、今日は俺達に勝てなかったが、明日が必ずある。


メインに戻る