Frosthaven づくし 本文へジャンプ
フロストヘイブン シナリオ117 A Waiting Game

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
ロードイベント SR-42
フロストヘイブンの外で厩務員の女の子に会った。ペットを捕まえているらしいが、こちらのペットと交換しないかと持ちかけられた。そこで、こちらのハウンドと向こうのレンディングドレークを交換することにした。


6月1日のシナリオ103の後のカレンダーイベントのテキストを再掲します。
フロストヘブンの冬景色とは異なり、狩猟小屋は豊かな季節を迎え、氷上の漁師や毛皮商人たちが押し寄せてくる。皆が賑やかに酒を酌み交わし、ほら話に花を咲かせ、品物の値段を交渉している。君は焚き火のそばに座っている、見慣れた寂しげなヴァームリングを思わず見過ごすところだった。

トラッパーはいつものように人ごみに馴染めず、燕尾服を膝に掛けてそわそわしていた。君は彼の存在に驚いて近づいた。君は彼の毛皮を積んだそりが外にあることに気づかなかった。
「空っぽのそりはボクのものだ。」とトラッパーは情けなく認めた。彼はホワイトファイヤー・ウッドに住んでいる。この地域は通常、多様な動物相で知られている。しかし最近、ユキギツネのような小動物の数が減ってきている。これはホッキョクグマという新たな捕食者のせいなのだ。

「クマを追跡しようと決心したとき、地元のヴァームリングの部族がクマを乱獲して、彼らをいつもの生息地である荒れ地から追い出しているのに気がついたんだ。そこでそこのヴァームリングに話を聞いてみた」。トラッパーがつば広帽子を脱ぐと、耳と耳の間にしこりがあった。「じつに外交的な連中だ。」と彼は残念そうに言った。

トラッパーはクマをその部族から遠ざける手助けをしてほしいといった。「クマ達には、より適した環境でまた繁殖する機会が必要だ。」 しばらくの間、町から逃げ出したいので、君は快諾した。トラッパーは君に地図を渡し、集合場所を教えた。


ということで、トラッパーの卒業シナリオをやることになりました。

トラッパーに会うためにホワイトファイヤーの森に入った君は、屠殺されたホッキョクグマに出くわした。 白い毛皮は泥まみれで、肋骨からは肉が剥ぎ取られている。トラッパーは熊の目を丁重に閉じた。「猟師どもは獣の皮もまともに剥げないのか。」と彼らは嘆き、無駄に殺された獣を思ってため息をついた。

トラッパーはすでに罠を仕掛けていた。彼は君を空き地に案内し、君はニワトコの茂みの陰に隠れた。目の前では、ホッキョクグマの一家が魚を強い顎でくわえて川からぞろぞろとやってきた。罠はわずかな雪の下に隠されている。あとはクマが罠を踏むのを待つだけだ。

しかし、クマは空気の匂いを嗅ぎ、毛を逆立てた。トラッパーは呪いの言葉を口にした。突然、木々の間から小さな体が沢山降ってきた。ヴァームリングの狩猟隊は、クマの爪や罠を巧みに避けながら獲物を囲んだ。囲い込まれたクマたちは後ろ足で立って咆哮を上げた。

トラッパーは罵った。「隠れてるのもここまでだ!」彼は君も後に続けと促し、クマを助けるために飛び出して、戦いに備えた。


特別ルール
全てのホッキョクグマは、君と他の全てのモンスタータイプの敵である。どのキャラクターも、手札から1枚、または捨て山から2枚のカードを失うことで、いずれかのホッキョクグマへのダメージを1つ無効化することができる。ホッキョクグマが3体死亡した場合、シナリオは敗北となる。ホッキョクグマを除くすべてのフィギュアは、シナリオ中のすべてのトラップを、破壊することも移動することもできない障害物として扱う。ホッキョクグマが罠を踏んだ場合、そのクマはそれ以降アクションをおこなわなくなる。いずれかのキャラクターが攻撃でホッキョクグマにダメージを与えるたび、そのダメージを任意の数だけ軽減することができ、軽減された数に等しい押し出しを攻撃に追加する。

シナリオレベル3

チャレンジ
粗悪品: 各アイテムは一回しか使えない。
群がり戦術: 敵の全ての移動は跳躍になる。

いきなりエリートのホッキョクグマ(HP 16、移動3、攻撃5、流血、気絶・足止め耐性)が5体います。それを取り囲むハウンドのエリート(HP 8、移動5、攻撃4、反撃2)が2体と、ノーマル(HP 8、移動4、攻撃2、反撃1)が4体。そしてヴァームリング・スカウトのエリート(HP 7、移動4、攻撃3)が2体とノーマル(HP 4、移動3、攻撃2)が4体。さらにヴァームリング・プリーストのエリート(HP 5、移動3、攻撃3、装甲3)が2体とノーマル(HP 3、移動2、攻撃2、装甲3)が2体。

前回ジェミナイト2世が引退したので、今回からフローズン・フィストが加入しました。なんかとっても強そう。


第1ラウンド、ハウンドはいきなり回りを錯乱させます。攻撃してこなくてよかった。クマはハウンドに0ダメ、足止め、流血させますが、反撃1。別のハウンドに5ダメ、流血、足止め。下の方のクマ2体はノーマルのヴァームリング・スカウト2体をそれぞれ瞬殺。一番上のクマはエリートのハウンドに2ダメ、流血、足止め、反撃2。

ペインコンドュイットは自身に流血と毒をかけて、敵に呪いx2。HIVEは複数遠距離攻撃、ヴァームリング・スカウトに5ダメで倒し、エリートのハウンドに6ダメ、流血。さらにスレッジ・ドライバーを召喚します。

このレベル9の召喚獣は、HP 9、移動2、攻撃4、貫通3、装甲1と、超強力。フローズン・フィストはハウンド2体を足止めしてカード貼り。常にリジェネがつくようになります。ヴァームリング・プリーストは治癒、祝福x4。(^_^; ヴァームリング・スカウトは移動なしでスカ。ボーンシェイパーはスケルトンを召喚。

第2ラウンド、クマは装甲貼って反撃2と治癒。ヴァームリング・プリーストは標的2の遠距離攻撃でクマを合計8回殴りますが、装甲貼っているおかげで、クマはほとんど損害なし。しかも呪い攻撃だったので、モンスターのデッキには呪いが8枚も・・・(^_^; ペインコンドュイットはハウンドをキャプチャー。さっき女の子にあげた分を取り返しました。スレッジ・ドライバーはハウンドに5ダメ、反撃1。

HIVEはこのハウンドを3ダメで倒し、さらにもう1体のハウンドに4ダメ。フローズン・フィストはクマを攻撃し、押し出し5。さらにハウンドに1ダメ与えて押し出し2。

ハウンドはフローズン・フィストにスカと3-1ダメ。クマに1ダメで反撃2。さらにペインコンドュイットに4ダメ。ヴァームリング・スカウトは複数攻撃、クマに1ダメ反撃2とクマにスカ。クマにスカ反撃2とクマに0ダメ反撃2。スレッジ・ドライバーにスカ。HIVEにスカ。呪い8枚の効果は絶大です。スケルトンがハウンドに3ダメ、反撃なし。ボーンシェイパーはまたスケルトンを召喚。

第3ラウンド、ヴァームリング・プリーストはクマ4匹に武装解除と軽いダメージ。フローズン・フィストはまたクマを押し出し。ハウンドは1体が流血死、あとはペインコンドュイットに軽く2ダメのみ。スレッジ・ドライバーはヴァームリング・スカウトに4ダメで倒します。こいつ強い。(^_^) HIVEは下に移動して、スレッジ・ドライバーを隣にテレポートさせます。そしてヴァームリング・スカウトに4ダメ、流血と、エリートヴァームリング・プリーストに0ダメと流血。

ペインコンドュイットはハウンドに5ダメで倒します。ヴァームリング・スカウトは1体が流血死、最後の1体はクマに4ダメ。クマはヴァームリング・プリーストにカーン、流血のみ。スケルトン2体は、なんとハウンド2体に4ダメと2ダメでどちらも倒してくれました。素晴らしい。

第4ラウンド、ヴァームリング・プリーストは治癒。スレッジ・ドライバーは隣のエリートヴァームリング・プリーストに5ダメで瞬殺!装甲3もお構いなし。HIVEは1体のクマに3ダメ。クマはHIVEに6ダメ・流血と、ヴァームリング・プリーストに3ダメで瞬殺、2体のエリートヴァームリング・プリーストに0ダメと2ダメ、どちらも流血。素晴らしい。最後のヴァームリング・スカウトはクマに5ダメ。フローズン・フィストは氷を置いて、クマとヴァームリング・スカウトを押し出し。ペインコンドュイットは自身に治癒5。いろいろデバフを自分に掛けまくっているせいか、いつの間にか体力が弱っている。ボーンシェイパーはスケルトンに略取をさせて、ペインコンドュイットに治癒。

第5ラウンド、フローズン・フィストはドアを開けます。

フローズン・フィストはそのまま後ろに下がって、クマを押し出し。ヴァームリング・プリーストは治癒。スカウトは略取。クマはHIVEに7ダメ、ヴァームリング・プリースト3体に2ダメずつ、1体を倒しました。さらにエリートのヴァームリング・スカウトに6ダメ。みんな流血。素晴らしい。スレッジ・ドライバーはエリートのプリーストに6ダメで倒しました。こいつは凄い。HIVEは治癒4して、クマに錯乱と1ダメ。ボーンシェイパーはスケルトン3体目を召喚。

第6ラウンド、左の部屋から来たエリートヴァームリング・プリーストはクマに3ダメ、フローズン・フィストに2ダメ、どちらにも呪い。クマはHIVEにスカ、ヴァームリング・スカウトに4ダメと2ダメで1体を倒す。さらに2体がスレッジ・ドライバーを攻撃して、4+7ダメで殺してしまった。泣くsinyamag。フローズン・フィストはクマに3ダメでとりあえず1体倒します。さらにエリートのヴァームリング・スカウトにも5ダメで倒しました。

HIVEはクマに押し出し8で、ワナに落としました。これで1体は無力化。

スケルトンはクマに2ダメで1体を倒します。これでクマはあと2体。こいつらを両脇の部屋にあるワナに落とさないといけません。
第7ラウンド、ハウンドがスケルトンを瞬殺。ペインコンドュイットは右のドアを開けます。

左の部屋と同じ敵の構成です。
この後は、敵を少しずつ削っていってヴァームリングとハウンドを全滅させ、クマ2体を両脇の部屋に誘導し、ワナに落として、第11ラウンドにクリアしました。

クマは無事捕獲され、ヴァームリングの猟師達は雪原に死んで横たわっている。トラッパーは頭を振りながら、仲間のヴァームリング達のことを悔やんだ。「自然の中に身を置いていると、死はもはや嫌なものでも怖いものでもない。このような形にならなければよかったのだが、彼らは自然の摂理を乱してしまった。」

トラッパーは慎重にホッキョクグマに近づき、吹き矢を使って強力な麻酔薬でクマの尻を撃った。クマたちがその力強い頭を伏せて眠ってしまうと、トラッパーは君に向き直った。「彼らを荒野にある彼らの巣に戻すのを手伝ってくれたら、彼らはきっと感謝するだろう。」

君は微笑んだ。その行為に本当に感謝するのはトラッパーだ。彼は戦いの興奮が去って、元の寡黙な状態に戻っている。クマたちを移動のためソリに乗せるとき、感謝のつぶやきが聞こえるかもしれないし、聞こえないかもしれない。

報酬
パーティー全体で毛皮4つ。
各人10ゴールド。

チャレンジ成功でチェック2つ。タウンガードパーク取得後にテキストが解放されました。
19.2
「うん、サタ市長がここから歩いてすぐの"パラダイス洞窟 "という場所を調べろと言っている」。アイノックスの記録係のグリントが、傭兵のグループに懸賞金を手渡した。彼らは感謝してうなずいている。次に別のグループが前に進み出て、アイノックスは彼らに任務を説明した。「食用になる緑色のティンベリーの実が周りにたくさん生えている温泉があるという報告だ。現地に行って確認し報告しろ。」別のグループにまた別の懸賞金だ。

君は自分の任務をもらうため、タウンホールのカウンターに歩み寄った。グリントは書類をかき回した。「そうか。君達か。何が残ってるかな・・・」グリントはカウンターの脚の下に押し込まれたくしゃくしゃの紙を見つけ、腰をかがめて取り出した。彼がカウンターの上で紙を広げて皺を伸ばすと、カウンターはぐらぐらと揺れた。

「ああ、これは何かあるな。」彼は身を乗り出して、報奨金リストに滲んだインクを見た。「"魚の臭いがする洞窟 "と書いてあるようだ。ちょっと前に、ある地図製作者が来て、すごく臭い洞窟を見つけたって言ってたんだ。フロストヘイブンにとって、あ〜、超重要なんだ。どうやらこの辺のようだ・・・」彼はページを見て残念そうに笑い、金歯を見せた。「う〜ん、かなり遠いな。幸運を祈る。」


シナリオ83 Rising Brine 解放。

開拓地フェイズ
カレンダーイベント 176.4
デスウォーカーは墓地の整備をすると決意して以来、精力的にそれに取り組んでいる。遺体を1体ずつ納めるスペースを確保するために敷地を拡張し、死者を適切に追悼するための墓石を作っている。冬は地面が凍りつくので、作業は大幅に遅れた。ようやく気候が少し暖かくなってきたので、遅れを取り戻す時間ができた。

デスウォーカーは冬の間に倒れた人たちを埋葬するための葬儀を企画し、君も出席することにした。君は葬儀の陰鬱な雰囲気が、温かく明るい日差しの陽気なムードをぶち壊してしまうのではないかと恐れた。しかし、埋葬が始まると、衛兵たちは亡くなった人々の楽しかった逸話を語り始め、雰囲気はほとんど祝賀ムードに変わってしまった。

「デクが火矢に火をつけようとして、代わりにズボンに火をつけてしまったことを覚えているかい?あの少年はここに来たときは何も知らなかったが、3体のラーカーを一度に撃退したりして、最期を迎えるころには、立派な戦士に成長していた。」

そして誰かが酒を持ち出すと、すぐに町中が一緒に歌い、泣き、日が沈むまで笑った。カタルシスを味わうことができて、人々がお気に入りの逸話を語り合いながら家路につく間、デスウォーカーは微笑みながら墓石の中に座っていた。

「彼らの魂はやっと安らかになった。」


報酬
モラル+2

開拓地イベント
SO-55 フロストヘイブンで音楽会を開こうとしている。楽器の搬入業者がチェンバロの鍵盤を1つ壊してしまった。修理にはアルゴックスの歯が必要と言われた。次のシナリオでアルゴックスの歯を手に入れると約束するか、アルゴックスを賞品のために殺すのはよくないと伝えるか、アルゴックスがパーティーにいるならば自分の歯を1本提供するかの選択で、フローズン・フィストが歯を提供すると申し出た。
彼は20ゴールドを受け取り、流血を受けた。

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