Frosthaven づくし 本文へジャンプ
フロストヘイブン シナリオ121 Black Memories

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
ロードイベント WR-30
雪の山道を進んでいる時に雪崩に巻き込まれて装備品をなくしてしまった。もうすぐ夜になる。装備品を探しまわるか、フロストヘイブンにいったん戻るかの選択で、探す方を選んだ。Resourcefulなバナースピアのおかげで、残ったわずかな装備を使って、なんとか夜を越すことができた。効果なし。

さて、先週のカレンダーイベントで、衛兵達を精神支配して同士討ちさせて逃げた女ヴァームリングの居場所の手がかりが見つかりました。昔懐かしのグルームヘイヴン近くの黒森塚です。ということで、そこに行くことにしました。

峠を南下し、カッパーネック山脈の南側を曲がりくねって進む道は危険だったが、ようやく君は目的地である黒森塚に到着した。老朽化した墓石と背の低い草が生い茂る古代の丘が、暗い空を背景に寂しげに佇んでいる。墳墓の周囲を探索すると、ツタと古い紋章に覆われた地下墓地への入口を発見した。足跡が残っていることから、この地下墓地を最近訪れたのは君たちだけではないことがわかる。

中には蜘蛛の巣が張り巡らされ、錆びついた墓掘り達の道具が散乱している。最初は何もないように見えて、ケフラの案内が間違っていたのかと思う。しかし、その暗がりから、尖った鼻、尖った耳の小さな顔が現れた。ヴァームリング達は不穏な声を上げながら、物陰を慌ただしく出たり入ったりしている。彼らは警戒し、君を通そうとはしない。


エリートのヴァームリングプリースト(HP 5、移動3、攻撃3、装甲4、錯乱)が2体、ヴァームリングスカウトのエリート(HP 8、移動4、攻撃4)が1体とノーマル(HP 5、移動3、攻撃3)が2体います。

第1ラウンド、バナースピアは自身とインフューザーを移動させ、後ろに治癒のバナーを召喚、続けて貫通3の攻撃3をプリーストとスカウトの2体に。これでどちらも+の修正がたくさんついて、なんとどちらも瞬殺。装甲4のプリーストを瞬殺とは、やるな、ま〜君。(^_^)

ヴァームリングスカウトは略取のみ。インフューザーはスカウトに4ダメ。プリーストはインフューザーに3-1ダメ。スノウダンサーは危険地形を配置してプリーストを牽引、落として3ダメ。フローズン・フィストはカード貼って、プリーストの隣に行き、固定1ダメ、足止め。
第2ラウンド、プリーストはフローズン・フィストを2-1ダメ、錯乱、武装解除。バナースピアはエリートスカウトに6ダメ。スノウダンサーはエリートプリーストをまた危険地形に落として3ダメで倒しました。すごい。

フローズン・フィストとインフューザーで残ったスカウト2体を倒して、速くも第2ラウンドで最初の敵は全滅してしまいました。
第3ラウンド、インフューザーがドアを開けます。

次の部屋に入ると、手足がチクチクと痛み、心が重苦しい衝動に駆られた。引き返したくなる。その衝動と戦っていると、思考が暗転し、仲間を攻撃するよう促された。頭を振ってその感覚を消し去り、自分が注意を払っていなかったことに気づいた。またヴァームリングの群れが行く手を阻んでいる。

彼らは前の群れと同じように不安そうで、まるで場違いだと感じているかのようだ。しかし、奇妙なことが起こる。恐ろしいシーンから次のシーンへと移り変わる悪夢のように、彼らは成長し始めた。一瞬で、彼らはハウンドほどの大きさになり、次の瞬間にはイノックスよりも大きくなった。青緑色のエネルギーが彼らの毛皮に糸を引き、巨大な尻尾が結び目のあるロープのようになびく。だが、彼らの尻尾は床の埃を巻き上げることはない。これは君の心に植えつけられた幻想なのだろうか?彼らは刃のような長さの歯をむき出しにしながら、君に向かって身をかがめている。

そんなことはどうでもいい。いずれにせよ、コイツと戦わなければならないのだ。


特殊ルールで、ヴァームリングスカウトのステータスが北極グマと同じになりました。敵はヴァームリングスカウトのノーマル(HP 12、移動3、攻撃4、流血、足止め・気絶耐性)が3体、ヴァームリングプリーストのエリート1体、ノーマル2体。

インフューザーはスカウトに3ダメ、移動+1、じゃんふジャンプのインフュージョン。プリーストは前進してきて、インフューザーに2ダメと0ダメ、呪いx2、錯乱。スカウトは略取のみ。バナースピアとバナーは前進。フローズン・フィストはジャンプして中に飛び込み、周りに固定1ダメ。続けてスカウト6ダメ。

スノウダンサーはスカウトを牽引して、3ダメと2ダメ。さらにフローズン・フィストとバナースピアを強化。
第4ラウンド、バナースピアはスカウト3体に範囲攻撃、全て4ダメ与えて1体を倒します。すごい。

スノウダンサーは危険地形1つ置いて、エリートプリーストを押し出し、ワナを踏ませて6ダメで瞬殺。プリーストは治癒。インフューザーはスカウトに2ダメ与えてジャンプ、プリーストが死んだ所で略取。

フローズン・フィストはプリーストに1ダメ、足止めして、さらに殴って根性の2ダメで倒しました。スカウトは今はクマなので、スノウダンサーに6ダメ、バナースピアにも3-1ダメでどちらも流血。(^_^; 
第5ラウンド、インフューザーは最後のプリーストに2ダメで倒します。フローズン・フィストはスカウト2体にそれぞれ3ダメ。スノウダンサーは危険地形2つを置いて、スカウト1体を2ダメで倒し、もう1体にも2ダメ。だがこの残ったスカウトは凶暴だった。スノウダンサーに復讐の3ダメ、流血、毒。バナースピアはバナーを移動させるのみ。
第6ラウンド、バナースピアが3ダメ、フローズン・フィストが10ダメのオーバーキルで、最後のスカウトを倒して敵は全滅。

第7ラウンド、バナースピアがドアを開けました。

君は地下墓地の最後の部屋に入った。サイキックエネルギーの圧力が10倍に高まるにつれて、君はマインドシーフと、そしておそらく別の雑な作りの仕掛けと対峙することになると身構えた。
 だが部屋の中は空っぽだった。幽霊すらいない真っ暗な部屋。ところがよく見ると、床に暗い染みがある。穴だ。穴の大きさは、君達の一人がようやく降りられるほどしかない。

バナースピアはここで移動終了。誰かが中央の穴に入ると、次に進むようです。最初にaの位置に入ったのは、インフューザー。

彼女のフィギュアはいったんマップから取り除かれ、指示に従って、次のセクションをsinyamagは他の人に内緒で読みます。

君はロープを腰に巻き付け、穴の壁に足を突っ張り、少しずつ降りていった。しかし、その途中で、君は発作を起こし、まるで自分の知覚をコントロールできないかのように視界が暗くなった。遍在するエネルギー、君が戦ってきた頭痛が突然、耐えられなくなった。君は暗闇の中で溺れている。腰に巻きつく触手が君を深みへと引っ張り、君はそれを引き剥がそうとした、この恐るべき恐怖を。

それはロープだ。君は腰からロープをほどいている。君はマインドシーフに乗っ取られている。そして、君は最後の距離を急降下した。


あなたとあなたの召喚獣はすべてマインド・コントロールされる。他のすべての味方は敵として扱われ、その逆もまた然りである。 しかし、あなたはシナリオを成功させたい。あなたの現在のターンは終了し、次のセクションが読まれるまでシナリオに再び参加することはできない。とりあえず、あなたのフィギュアと召喚獣をすべてマップから除去し、手札をシャッフルしてセットサイドデッキにする。次のセクションが読まれた後の各ラウンドのカード選択において、セットサイドカードを最大3枚まで引き、その中から2枚を選んでプレイし、残ったカードはセットサイドデッキに戻してシャッフルする。あなたはもう、アイテムを使用したり、基本アクションを実行 したり、手札をアクティブエリアから早々に取り除いたり、大休憩したりすることはできず、小休憩のみできる。休憩のたびに、あなたの捨山は(カードを失た後)手札の代わりにセットアサイドデッキに戻される。加えて、あなたはダメージに対する免疫を持つが、手札が尽きると脱落する。あなたの召喚獣はダメージを受ける。
 自分のターンにおいては、必ず移動アクションを先に行わなけれ ばならない。 あなたのアクションが両方とも移動アクションである場合、またはどちらも移動アクションでない場合、どちらの順で実行しても構わない。あなたのすべての移動は、近接攻撃を持っているのと同じように、通常のモンスターのフォーカスルールに従わなければならず、あなたの他のすべての能力は、可能な限り多くのフィギュアを対象とし、エレメントの消費を含め、追加できるすべての効果を適用しなければならない。

これはえらいことになりました。
第8ラウンド、フローズン・フィストが続けて穴に入ります。

地下の隠れ家では、蒸気とオイルが有害な臭いを発している。迷子になった君の仲間は、背の高い巨体のそばにぐったりと立っている。それは導管と歯車で覆われた巨大なパワードスーツと・・・ネズミだ。ネズミはいたるところにいて、歯車の間に群がり、関節に止まっている。そしてスーツの中央、ガラスのキャノピーに覆われた場所に、パワーを強化するヘルメットをかぶったマインドシーフが立っている。

「来ないで!」彼女は怒鳴った。「これが引き返す最後のチャンスよ。私の仕事を邪魔しないで。」

君が言うことを聞かないと、聞けるわけがないとわかると、彼女はヘルメットの両側に手を当てて、集中した。その命令で、ネズミ駆動のパワードスーツが一歩踏み出す。そして、マインドコントロールされた君の仲間は、君に向かってよろよろと近づいた。


特殊ルール
これ以降(今を含む)、タイル10-Bのaまたはbに入ったフィギュアは即座にタイル 15-Cの対応するaまたはbのヘクス、または最も近い空白ヘクスに置かれる。タイル10-Bとタイル15-Cの間には視線は通らないが、フィギュアはタイル間でフォーカスを見つけることができる。タイル間をテレポートすることはできない。
マインドコントロールされているキャラクターをcに、その召喚獣をそれらに最も近い空白ヘクスに配置する。この部屋にセットされた全てのヴァームリングスカウトは、自分のステータスの代わりに北極グマのステータスを使用するが、スカウトモンスターのアビリティデッキを使用する。スチールオートマトンは強化されたマインドシーフである。66のヒットポイントを持つが、もとからの装甲を持たない。ヒットポイントが半分の33になったら、次のセクションを読む。

ヴァームリングスカウト2体はフローズン・フィストに3ダメ・毒と5ダメ。スノウダンサーは遅れているバナースピアに移動を付与。みんな穴を目指します。
第9ラウンド、フローズン・フィストはボスに5ダメ。ボスは装甲、反撃。バナースピアとスノウダンサーは穴に入ります。スノウダンサーはボスの真下に危険地形を配置。sinyamagが操る(操られた)インフューザーは、仲間を攻撃しないように、エレメントが必要な攻撃カードをセットして前進。移動+1とジャンプのインフュージョンしているので、一気に一番奥に。

第10ラウンド、バナースピアはボスに、なんと13ダメージ(48)。

使ったのはこのカード。

当然インフューザーも巻き添えを受けますが、カーン。そして武装解除。でも反撃1を受けるま〜君。(^_^; 
スノウダンサーは危険地形2つを配置。スカウトとボスに2ダメずつ(46)。

フローズン・フィストもボスに5ダメ(41)。スカウトはスノウダンサーに3-2ダメ、流血。ボスはバナースピアに5-3ダメ、気絶。でも流血で1ダメ(40)。
第11ラウンド、フローズン・フィストはボスにいきなりの10ダメ。(30) 
また一撃を加えると、マインドシーフのパワードスーツがよろめいた。スーツの中でマインドシーフは怒りを爆発させた。

「あなた達はきっと私を見つけると思っていたわ。」彼女の声は高く、熱狂的だ。「私は交渉しようと試みた。簡単な言葉で心を変えようとした!私たち・・・私に対するみんなの見方を変えたかった。私や他のヴァームリングに対する見方をね」。彼女は2つの世界の狭間でいかに苦労したかを語った。人間と他の集団に溶け込むために、話し方まで変えようとしたと。

「私の力が増強された今、」マインドシーフはにやにやして言った。「私が真の脅威となった今、あなたはもはや私を嫌悪の目で見ることはできないでしょう?」

君はためらった。知的でかつ野心的なヴァームリングがここにいる。だが、彼女は自分の種族からも認められてはいないということを君は理解した。

だから、君には選択肢が残されている。アーマーを破壊することに集中するか・・・これまでしてきたように。そうすれば、確かに彼女の脅威はなくなるだろう。あるいは、彼女のマインドコントロール・ヘルメットを壊すことに集中するかだ。 これほど強力なものを破壊するのは残念なことのように思えるが、この敵を殺さずに戦いを止めるにはそれが最善の方法だろう。


どちらの選択枝かで、ヘルメット破壊を選ぶことにしました。

この後は、フローズン・フィストとバナースピアの強力攻撃、スノウダンサーの危険地形を使った固定ダメ攻撃などで、第15ラウンドにボスを倒してクリアしました。操られたインフューザーは時々仲間に軽くダメージを与えましたが、そこまでの大ダメージではないようにカードを調節して、微妙な立ち回り。(^_^;

最後の一撃の後、マインドコントロール・ヘルメットはエネルギーの炎を放ち、ネズミ達を一掃し、君とパワードスーツを地面にたたきつけた。君が起き上がって、倒れたスーツに駆け寄ると、マインドシーフはガラスキャノピーの中で、ひび割れたヘルメットを頭から外そうと奮闘していた。

君は助けようと申し出たが、彼女は拒絶し、スーツから飛び降り、煙に包まれた残骸を呆然と見つめた。怒りの表情で、彼女は君に詰め寄った。「あなたのしたことを見なさい!見て・・・」と彼女は言いかけたが、物陰から無数のヴァームリングが顔が覗かせた。彼女にマインドコントロールされていたヴァームリングたちは、彼女を恐れている。「私のしたことを見てよ」と、彼女は憮然として言い終えた。

割れたヘルメットを地面に叩きつけ、彼女はため息をついた。「本当は、ここまで実験するつもりはなかったのよ。なぜか私の仲間にたいする情熱は、この極悪非道な強迫観念に変わってしまった。私はただ、みんなが私たちをどう思うかを変えたかったのに」。

彼女は物思いにふけり、その静けさに、スーツにいた数匹のネズミが駆け寄ってきた。彼女はポケットからパンのかけらを出して彼らを肩に乗せた。「そんなに文字通りに他人の意見をコントロールする必要はないわね?」最後にもう一度、疑惑と不本意な感謝の両方の眼差しを君に向けると、彼女はもう一人のヴァームリングに近づいた。彼女は彼らに話しかけ、邪悪な天才技術ではなく、彼女の自然な魅力を使って彼らを引きつけるのを見て、君は彼女がこれからその力を善いことのために使うのではないかと思った。おそらく、それだけで彼女の仲間は変わるだろう。


報酬
モラル+2。

開拓地フェイズ
WO-06
衛兵達が、食料の配布が少なすぎると文句を言って、サタ市長に抗議のデモをした。一緒に参加したところ、それが暴動に発展してしまった。建物5つに攻撃30で、1つの建物がダメージ。

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