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フロストヘイブン シナリオ21 Realm of Endless Frost

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
ロードイベント WR-10 アイテム167をゲット。

君は永遠とも思える旅を続けている。風は耳元で悲鳴を上げ、体は硬直していく。ずいぶん前から君の手足の感覚はなく、今や精神に靄がかかり始めた。

フィヨルドを出発したとき、君はとても元気だった。数体のデーモンのような鳥人との戦闘を除いて、海岸の探索は順調だった……嵐がやってくるまでは。

最初は雪が薄く舞う程度で、さざ波のような白い粉雪が耳をかすめていた。ところが数分で天候は激変し、強風と氷が君をむち打ち、歩いていても白一色しか見えなくなった。

今、君は頭をたれ、よろめきながら、何かシェルターになるような物を探して歩いている。

突然、雪と氷が足下で割れ、君はそのまま落下した。パニック。そして地面が現れ、ドスン。真っ暗な闇に包まれる。

気がつくと、体中が痛い。あちこちの傷跡から出血し、氷の地面にたれている。

突然引っ掻くような甲高い声が呼びかけてきた。

「おやおや、哀れな皆さんがまだ生きているとよいのだが。お客さんが来ることは滅多にないので、おもてなしをする機会を逃したくはないのだよ。」

瞬きすると目の前のもやは消え、氷でできた小さな人型の生き物が、君に向かって小走りに近づいてくるのが見えた。「動いている。素晴らしい!」それは叫び声を上げた。「皆さん、こちらのテラスにどうぞ。」

その生き物は、君たちを石と氷の結晶の壁でできた円錐形の家の入り口へと案内した。それは目をそらすと近づいてくるような容赦ない氷に囲まれている。後ろを振り返ると、背後の道が凍っているのが見える。そして前を見ると、君たちの招待主はいつの間にか消えていた。すると雪の山がいくつも盛り上がり、やがて青白い光の中でキラキラと輝く、痩せたデーモンの姿になった。彼らはみな荒い息をつき、邪悪な長い尻尾を伸ばした。なんと素敵なおもてなしだろうか。


エリートのフロストデーモン(HP 12、移動4、攻撃4、反撃2)が1体、ノーマル(HP 7、移動3、攻撃3、反撃2)が2体、エリートのリビングスピリット(HP 3、移動3、攻撃4、装甲3)が1体とノーマル(HP 2、移動2、攻撃3、装甲2)が2体います。

第1ラウンド、トラッパーは2ダメのワナ1つと1ダメのワナ2つを設置。フロストデーモンの動きを制限します。

クラッシング・タイドとスノウダンサーはカード貼り。リビングスピリットは移動なし。フロストデーモンは移動のみ。ブリンクブレイドもゆっくり前進。
第2ラウンド、ブリンクブレイドはジャンプ5して、隣接のノーマルリビングスピリットに1ダメ、その後2ダメ受けて2ヘクス以内の敵全てに1ダメ与え、不可視になります。これで、HPが2しかないリビングスピリットは死亡。(^_^)

クラッシング・タイドはエリートのフロストデーモンに3ダメ、気絶、毒、自身も反撃2を受けます。

リビングスピリットはクラッシング・タイドに4-3ダメ、スノウダンサーに2-1ダメ。トラッパーは治癒2のワナと治癒3・祝福のワナを設置。スノウダンサーはジャンプ4して、エリートのリビングスピリットを押し出して危険地形の上に。ついでに障害物の上にいるノーマルのリビングスピリットに対して、スコップを使って障害物を破壊。その跡に危険地形を配置します。トドメが、危険地形にいるモンスター全てに2ダメを与える能力。これでリビングスピリットは2体とも死亡しました。すごい。(^_^)

第3ラウンド、フロストデーモンはスノウダンサーに1ダメと0ダメ。トラッパーは4ダメのワナ配置。スノウダンサーはエリートのフロストデーモンに3ダメ、牽引してさらに1ダメ、4ダメのワナに落として4ダメで倒しました。

クラッシング・タイドはフロストデーモンに3ダメ、反撃2を受けます。ブリンクブレイドは2体のフロストデーモンに攻撃4、1体を倒し、もう1体には4ダメ、反撃2。
第4ラウンド、スノウダンサーは最後のフロストデーモンにトドメをさします。そのまま危険地形を乗り越えて2ダメ受けつつ、ドアを開きました。

中にはエリートのスケルトン1体とノーマルが2体。
モンスターを退治すると同時に、この建物の正面扉がガラガラと音を立てて開いた。

「なんてことだ。」招待主の声がした。「私の友人たちがこんなに無礼だなんて。でも、彼らの振る舞いで判断してはいけない。さあ、急ぎたまえ。我々の宴会はいつまでも君たちを待ってはいられないのだから。」

君は、これ以上罠に踏み込むのは賢明な選択ではないとわかっていたが、招待主に言ってやりたい言葉もあるし、ここから出る方法が他にあるわけでもない。

君がエントランスホールに入ると、後ろでドアが閉まった。そんなものだ。低いうめき声が上がり、骨ばった腐った拳が床をたたく。何体もの死体が地面から身を起こし、君に向かってずりよってくる。体から剥がれ落ちた腐肉が床に筋をなす。「やれやれ」招待主が壁越しに叫んだ。「マナーがなってない!」。


ドアを開けたとたん、前の部屋にいた全てのキャラはイニシアティブ順にこちらの部屋に転送されました。前の部屋タイルは除去されます。部屋の真ん中にあるオーブはHP 16、こちらの敵です。このオーブがダメージを受けると、全ての敵と味方は2ダメを受けます。オーブが破壊されるまで、各ラウンド開始時にエリートのスケルトンが2体発生します。

エリートスケルトンがスノウダンサーとクラッシング・タイドを攻撃し、スノウダンサーは2ダメ、クラッシング・タイドはスカで、反撃2を与えますがすぐに治癒されてしまいます。ブリンクブレイドもノーマルに攻撃され、6-3ダメ。痛い。トラッパーは治癒5のワナ設置。クラッシング・タイドは水場タイルをエリートスケルトンの下に作って、殴って3ダメ。ブリンクブレイドは治癒5のワナを踏んで回復、スケルトンを殴って3ダメ。

第5ラウンド、スケルトン2体発生。

クラッシング・タイドは治癒2のワナを踏みつつ、オーブを攻撃、3ダメ与えます(残り13)。でも全てのフィギュアが2ダメ受け、ブリンクブレイド隣のスケルトンはそれで死亡。トラッパーは治癒2と3ダメのワナを設置。スケルトンはワラワラとクラッシング・タイドに引き寄せられ、スノウダンサーも巻き添えにして、殴りかかります。

クラッシング・タイドは反撃2を貼っているので、2体のエリートスケルトンは2ダメ受けますが、クラッシング・タイドも5ダメ。スノウダンサーも4ダメ。ブリンクブレイドは治癒2のワナを踏んで、オーブを攻撃、7ダメ(残り6)。これでまた全フィギュア2ダメで、一番左のエリートスケルトンは死亡。でも、こちらもみんな瀕死の状態になりました。
第6ラウンド、スケルトン2体発生。クラッシング・タイドがオーブに4ダメ与えます。また全フィギュア2ダメで、スケルトン1体が死亡。続く攻撃で、もう1体のスケルトンに1ダメ与えて倒しました。

トラッパーは治癒4のワナを設置して、自分で踏みます。スノウダンサーも自身に治癒4。ブリンクブレイドはオーブに3ダメ与えてこれを破壊。でもまた全フィギュア2ダメ。残るのはエリートのスケルトンが2体のみ。こいつらもHPは3まで減っている。
第7ラウンド、スケルトンは速効で治癒2と装甲1。倒しにくくなりました。クラッシング・タイドはカード2枚貼り。スノウダンサーはスケルトンにカーン、押し出して1ダメ与えます。ブリンクブレイドはスケルトンの隣に行って、自動的に1ダメ与え、殴って2ダメ。
第8ラウンド、スケルトンはまた治癒2と装甲1。クラッシング・タイドはスケルトンの下に水場タイルを配置して、1ダメ、気絶。

ブリンクブレイドはスケルトンに1ダメのみ。スノウダンサーはスケルトンに2ダメと呪い。
第9ラウンド、ブリンクブレイドがスケルトンに2ダメと流血、これで倒しました。スノウダンサーはクラッシング・タイドを移動攻撃させて、最後のスケルトンに5ダメで倒しました。
第10ラウンド、みんなぐったりで、大休憩。トラッパーは略取しまくりで、ランダムアイテムの腐敗の巻物をゲット。いや〜、標的3のスケルトン無限湧きには参った・・・。
第11ラウンド、スノウダンサーは治癒4してリジェネ。トラッパーは治癒3と治癒4のワナを前に進めます。クラッシング・タイドはそのワナ2つを踏んで治癒7。(^_^)ブリンクブレイドは3人に治癒2をかけます。
第12ラウンド、クラッシング・タイドがドアを開けました。

「やれやれ。どうやらまた、あの厄介な霜がドアに入り込んでしまったようだ。」招待主は思い切り嘲るように言った。「どうやら、君たちは通用路を通ってこないといけないらしい。」君はゴミと死体でいっぱいの狭い部屋に押し入った。「散らかっていて申し訳ない!いい子だから、そこにいる間に少しは片付けておきたまえ。」

この廊下の本棚や箱はHP 4のオブジェクトで、破壊可能です。中にはエリートのスケルトン1体とエリートのリビングスピリット1体、ノーマルが2体います。

クラッシング・タイドは眼前のスケルトンに3ダメ、気絶。ブリンクブレイドは飛び込んで、隣接するクラッシング・タイドと箱に1ダメ、2ダメ受けて2ヘクス以内の箱やらスケルトンやらに1ダメ与え、不可視。トラッパーは治癒3のワナを設置。スノウダンサーはクラッシング・タイドに攻撃3させて、スケルトンに5ダメ、倒しました。リビングスピリットは一番前のヤツがクラッシング・タイドに3-2ダメ。

この時、飛行しているリビングスピリットは本来ならオブジェクトの上には留まれない筈でしたが、そのルールを失念していました。
第13ラウンド、クラッシング・タイドは装甲1を貼ります。リビングスピリット3体はこのクラッシング・タイドに集中攻撃、合計で9ダメと気絶。よく耐えた。ブリンクブレイドは本棚2つに1ダメ。スノウダンサーはジャンプ4で飛び込んで、リビングスピリット1体を押し出し、本棚1つを破壊します。
第14ラウンド、ブリンクブレイドはリビングスピリットに6ダメで倒します。トラッパーは治癒4のワナを投げる。スノウダンサーはリビングスピリットに2ダメ与えて倒します。エリートのリビングスピリットはスノウダンサーにスカ。
第15ラウンド、スノウダンサーとブリンクブレイドで本棚1つを破壊。リビングスピリットはスノウダンサーとブリンクブレイドに呪い。クラッシング・タイドは本棚を破壊して治癒3と4のワナを踏みます。トラッパーは通路内に侵入し、また治癒3のワナ設置。

第16ラウンド、ブリンクブレイドがリビングスピリットに流血を与え、流血中の敵は2ダメをプレイ。続いてリビングスピリットのターンでコイツは流血死しました。トラッパーは宝箱を略取、Ice shivをゲット。
第17ラウンド、みんな通路奥のドアに向けて前進。
第18ラウンド、クラッシング・タイドがドアを開きます。

残骸とアンデッドを打ち破り、ようやく食堂らしき場所への道が開けた。

「いやいや、素晴らしい。ようやくお越しになりましたか。」デーモンは言った。デーモンは、まるで高級料理を差し出す召使い頭のように、君たちを招き入れた。「それも、ちょうどいい時に」デーモンは2回手をたたくと、嬉しそうに歌いながら部屋の中を飛び回った。「柔らかくてうまい、柔らかくてうまい」

デーモンの手足は氷でできていた。顔はゆがみ、歯は折れ曲がり、顎は赤く染まっている。デーモンは立ち止まり、手を広げた。「さあ、中に入って、私と一緒になりたまえ!」


このボス(Prince of Frost)がスペシャルアクション1を引くと、キャラクター1人は除去したカード1枚を復活させることができますが、ボスは治癒X、標的4、射程5を実行し、エリートのスノウインプ1体を召喚します。
で、コイツがスペシャルアクション2を引くと、キャラクター1人は手札のカード1枚か捨て札のカード2枚を除去しなくてはなりません。その後、ボスは押し出し2、標的3、射程1、脆弱を実行し、エリートのスノウインプ1体を召喚します。
ボスのHPは60。(^_^;

トラッパーは4ダメのワナを通用路端に配置。ブリンクブレイドは中に飛び込んで、隣接するフロストデーモンとクラッシング・タイドに1ダメ、続けてフロストデーモンに流血をかけ、流血敵2ダメとします。

スノウダンサーはこのフロストデーモンを牽引して1ダメ。このフロストデーモンは、流血で1ダメ受けた後、クラッシング・タイドを殴って4-2ダメ、反撃2で死亡しました。もう1体のフロストデーモンはブリンクブレイドに0ダメ。ボスはスペシャル1。トラッパーがカード1枚を回復しますが、エリートのスノウインプ召喚。

第19ラウンド、ブリンクブレイドはボスとインプの間に入って、毒を受けて2体に攻撃4、ボスにはスカりますが、インプを瞬殺します。

トラッパーは治癒2と治癒4のワナを設置。クラッシング・タイドはフロストデーモンの下に水場タイルを設置して、殴って3ダメ、反撃2。フロストデーモンはクラッシング・タイドに3-2ダメ、こちらも反撃2。ボスはまたスペシャル1、スノウダンサーがカード1枚を回復、フロストデーモンのダメージはみんな回復されてしまいました。インプ1体また召喚。スノウダンサーはボスを攻撃するも、スカ。
第20ラウンド、ボスはスペシャル2。手札が一番多いクラッシング・タイドが1枚除去します。ブリンクブレイドは脆弱となって押し出し2。またインプが召喚されます。

(もしかしたら、前のラウンドにインプの召喚を忘れていたかも)
トラッパーは治癒4のワナを設置し前に移動させます。クラッシング・タイドは治癒4のワナを踏んで、スノウインプを2回攻撃するも、どちらも呪いでスカ。(^_^; ブリンクブレイドはボスに2ダメ、スノウインプに3ダメ。フロストデーモンはクラッシング・タイドにカーンと1ダメ、どちらも反撃2を受けます。スノウダンサーは危険地形を配置して、ブリンクブレイドを強化。
第21ラウンド、ボスはまたスペシャル2。ブリンクブレイドがまた脆弱となって押し出され、スノウダンサーがカード1枚を喪失します。みんなカードがギリギリになってきました。スノウインプ召喚。トラッパーは前に突っ込んで、治癒2のワナと1ダメのワナ2つを設置。自身は足止めになります。

ブリンクブレイドはスノウインプに流血を付けて2ダメ、倒します。スノウダンサーは危険地形を2つ、ボスの下とインプの下に配置して、2体に2ダメ。ボスのHPは残り56。(^_^; クラッシング・タイドは反撃2のカード貼りしてスノウダンサーの下に水場タイルを配置。これで、ボスの周囲は全部オーバーレイで囲みましたので、インプの召喚はできなくなりました。

フロストデーモンはクラッシング・タイドに2-1ダメ、反撃2、スノウダンサーにスカ。クラッシング・タイドにスカで、また反撃2。
第22ラウンド、クラッシング・タイドはカード2枚貼り。スノウダンサーはジャンプしてボスの右に行き、コイツを押し出し、危険地形で2ダメ、氷使って押し出したことで1ダメ。さらにクラッシング・タイドを移動攻撃させ、ボスに4ダメ、毒(残り49)、反撃2。ボスは通常行動で、クラッシング・タイドにカーン、脆弱。トラッパーはボスの隣に4ダメのワナを投げ、治癒4のワナを設置。フロストデーモンはクラッシング・タイドに8ダメ!反撃2。脆弱、恐るべし。モロさんはカードを喪失します。もう1体もクラッシング・タイド、2ダメで反撃2。

ブリンクブレイドはフロストデーモンに4ダメ与えて倒し、ボスにも3ダメ。反撃2(残り46)
第23ターン、クラッシング・タイドは水場タイルを2つ設置。最後のフロストデーモンを倒し、インプに1ダメ。インプはボスの毒を治癒。ブリンクブレイドはボスに6ダメ、反撃2、自身治癒2します。スノウダンサーはインプに1ダメ与えて倒します。ボスは治癒3して、残り43に。(^_^;

第24ラウンド、ブリンクブレイドはボスに4ダメ、錯乱させ(残り39)、自身治癒2。トラッパーは移動、略取。ボスはブリンクブレイドを攻撃するもスカ、トラッパーには2ダメ、どちらも脆弱にします。
第25ラウンド、クラッシング・タイドはブリンクブレイドの下に水場タイルを設置。これでまたボス周りを囲みました。ボスはスペシャル2、スノウダンサーがまたカード1枚を喪失。トラッパーとブリンクブレイドは押し出し2され脆弱になりますが、インプの召喚はなし。(^_^) トラッパーはワナを移動。

スノウダンサーはボスを押し出して4ダメのワナに落とし、ボスの下に危険地形を配置、氷で押し出したことでさらに1ダメ(残り34)。
第26ラウンド、ボスはまたスペシャル2。今回は押し出されるキャラはなし。召喚もなし。クラッシング・タイドがカードを喪失します。クラッシング・タイドはボスに隣接し、3ダメ、毒の短剣で毒を与えます。(残り31)で、反撃2。(^_^;

スノウダンサーはボスを牽引2して、危険地形2つに落として4ダメ、氷の移動で追加1ダメ。ブリンクブレイドはボスに5ダメ、反撃2。(残り21)
第27ラウンド、トラッパーは4ダメのワナと治癒2のワナ設置。ボスは通常行動で、スカ。他のみんなはカード厳しくて、大休憩。
第28ラウンド、ブリンクブレイドは最後の行動となってしまいました。ボスを2回殴って5ダメと3ダメ、反撃4。(残り13) スノウダンサーはボスを動かして危険地形で2ダメ、さらにクラッシング・タイドに移動攻撃させ、5ダメ、反撃2。(残り6) ボスはまた通常行動で、クラッシング・タイドとブリンクブレイドに脆弱。スカ。クラッシング・タイドはボスを殴って4ダメ。残り2!
第29ラウンド、ブリンクブレイドは脱落しました。クラッシング・タイドがトドメをさしてシナリオクリアです。(^_^)

君がこれまで参加した宴会の中で、これは確かに最悪の部類だった。そのモンスターはユーモアも気品もなく死んでいった。ただ悲鳴を上げ、高い棚から花瓶を落としたように、粉々に砕け散った。

すると建物が揺れ始めた。ドアが驚くほどの勢いでパカッと開く。この部屋の奥にドアが現れ、白い雪の平原へと続く道ができた。天井の破片が床にぶつかる。君たちは走ってドアに飛び込み、新雪の中で滑って止まった。振り返ると、そこには扉がある。それは空中に浮かんでいて、薄い空気から切り取られたようなポータルだ。そのドアを通して、君は氷の王国が崩壊し消え失せるのを見た。

奇怪な魔法が消え、君は自分がどこにいるのかすぐに気づいた。フロストヘイブン北側の縁に近い場所だ。見慣れた丘を登ると、柵の壁と煙突から立ち上る細い煙が見える。これはいい兆候だ。そろそろ戻って休もう。


報酬
街の繁栄度2。(レベル4に)

開拓地フェイズ
カレンダーイベント
ツンドラでの生活は決して楽なものではないが、フロストヘイブンでの生活で、君は他では得がたい経歴を手に入れることができた。君が生き延びたあまりにも危険なここの暮らしの中で、氷に閉ざされた死と君の間にあるのは、ボロボロになった木の壁だけだ。だが、今日は、太陽が遠くの山並みの上に登り、夏の訪れを感じされるなかで、君は生きる希望を感じないわけにはいかなかった。

君は数え切れないほどの敵に立ち向かい、自分の力を試してきたが、この人生の中で友人もできた。次の1年がどうなるかは分からないが、この地がその名にふさわしいことは分かっている: 「我が家」だ。

WO-21から47をWOデッキに追加。SO-21から35をSOデッキに追加。WR-21から30をWRデッキに追加。SR-21から32をSRデッキに追加。
兵士+2。

開拓地イベント
鉱山の中に青年達が忍び込んでいたずらをしていた。それを見つけたため、現場監督から5ゴールドと金属1をゲット。

建設フェイズ
アルケミストLevel 3を建設。
錬金術師のラボの最終段階が完成した。拡張により、より高度なポーションを醸造できるようになった。中には、泡立つ桶や、蒸留器や濾過器に覆われた作業台がある。フロストヘイブンの住人も何人も集まってきているが、その中には奇妙なことに、サヴァスの劇作家エロスもいる。

エロスを錬金術師だと思ったことはないだろう。 エロスはその長いスカーフを石造りの肩にかけ、同じように石造りの視線を君に向けた。「恋人同士が敵を殺そうと企む芝居の台本のために、毒を研究しているんだ」。信じられないという君の表情に、エロスは鼻を鳴らした。「本物の毒ではないさ。観客を納得させるために、役者を病弱に見せる必要があるんだ。」

サヴァスが大仰な身振りで、スポイトを小瓶に搾り出すと、それは直ちに毒々しい煙をたち上げた。エロスは後ずさりし、君はすぐに皆を追い出した。換気をするように言っておいてよかった。

アイテム059から065を、ランダム設計図デッキに追加。

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