Frosthaven づくし 本文へジャンプ
フロストヘイブン シナリオ26 Quatryl Library

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
さて、前回はシャフトの中をエレベーターで降りていって、地下の大空洞に降り立ったところで終わりました。そのまま接続シナリオで、右の赤い光りの方へは進まずに、左に行くことにしました。

赤く点滅する右側に背を向け、君は少しばかり不吉でなさそうな左側に向かうことにした。開けた洞窟を通り抜ける鉄の通路を進む。天井が高すぎて暗闇の中では見えないし、周囲に生物が蠢いているわけでもないが、それでもこの場所の広大さには驚かされる。

数分後、よく整備されたトンネルの入り口に出た。壁と天井は分厚い金属製の格子で支えられていて、六角形の梁が何百本も組み合わさって、鍛え抜かれとはいえ、何十年も錆び付いた重い金属の骨格を形成している。腐食した鉄の表面がところどころ剥がれ落ちている。何か動きがないかと耳を澄ますが、何も聞こえない。

しばらく進むと、近くの通路から光が漏れているのを見つけ、それをたどっていくと、図書館にたどり着いた。四方を本棚で囲まれた大きな長方形の部屋の中央にはテーブルと椅子がいつくかあり、どれも埃と蜘蛛の巣で覆われている。

しかし君は一人ではなかった。部屋に入ってすぐに、金属製の足音が聞こえてきた。遠くの入り口から、武器を構えた警備マシンの列が現れた。彼らは、君のような侵入者を捜し出し、破壊することに特化した、正確で素早い手足で、しずしずと動いてくる。しかし、彼らの焦点は部分的にしか君たちに向けられてはいない。彼らの大半は部屋の中央にある台座に向かっている。台座はただの石柱にすぎないが、その上に大きな鋼鉄の感圧板が見える。そのプレートが何をするものなのかはわからないが、機械たちがそのプレートに注目している様子から察するに、良いものではないのは間違いない。


大きな1つの部屋(図書館)に、エリートの古代の大砲(HP 14、移動0、攻撃4、錯乱耐性)が4体、エリートのスチールオートマトン(HP 17、移動3、攻撃5、装甲3、武装解除と毒耐性)が2体、エリートのルーインドマシン(HP 10、移動2、攻撃3)が2体とノーマル(HP 6、移動2、攻撃2)が4体います。今回のチャレンジは「飽食か飢餓か」で、モンスターの攻撃修正デッキから+0のカードを全部取り除くというものです。
全てのルーインドマシンは、部屋の中央にある感圧板を目指して移動することを最優先に行動します。移動後に、通常通りフォーカスを探して、可能であれば攻撃などを行います。いずれかのフィギュアが感圧板の上に乗ったら、シナリオに敗北してしまいます。

第1ラウンド、スチールオートマトンは装甲貼りのみ。デスウォーカーはシャドウトークンを3個配置して、その上の古代の大砲2体を流血させます。古代の大砲はトラッパーに4ダメ、クラッシング・タイドに4-4ダメ。治癒して装甲2を貼ります。トラッパーは2ダメのワナを4個と治癒2のワナ1個を配置。こういうシナリオでは、彼のクラウドコントロール能力が最も輝きます。(^_^)

クラッシング・タイドは水場タイルを古代の大砲の下に置き、カード貼り。ブリンクブレイドは古代の大砲2体に6ダメと1ダメ。ルーインドマシンは移動せずスカ。
第2ラウンド、デスウォーカーは古代の大砲に3ダメ与えてシャドウトークンを動かします。ルーインドマシンはがっつり移動。

古代の大砲はデスウォーカーに4ダメ、足止め。もう1体はブリンクブレイドに4-3ダメ。彼には足止めは効かない。クラッシング・タイドも2ダメと足止め。ブリンクブレイドは古代の大砲に1ダメと毒、更に4ダメ。スチールオートマトンは移動のみ。クラッシング・タイドは古代の大砲に3ダメと気絶、流血。

トラッパーは治癒2のワナを自分で踏んで、スチールオートマトンにカーン、でもその周囲に1ダメのワナを3個配置。何かの能力を使って、その内の1つを1から6ダメのワナにアップグレード。(^_^;

第3ラウンド、トラッパーは真ん中に移動して、1ダメのワナ2つを設置。これで敵は感圧板を踏もうとしてえらい遠回りをしなくてはならないことに・・・(^_^;

クラッシング・タイドは自身治癒1して装甲1を貼り、古代の大砲にスカと毒、3ダメ。デスウォーカーは足止め中、古代の大砲に5ダメ与えて倒しました。シャドウトークンを移動させます。スチールオートマトンは古代の大砲がいなくなったので、ブリンクブレイドを攻撃しようとして1ダメのワナを踏み、ブリンクブレイドに2ダメ。ブリンクブレイドは全攻撃に貫通3の継続効果をセット。ルーインドマシンは移動しながら自身1ダメ、トラッパーを錯乱させます。古代の大砲は気絶とスカ。
第4ラウンド、トラッパーは流血のワナと4ダメのワナを設置。

クラッシング・タイドはジャンプしてスチールオートマトンに3ダメ、流血。

ブリンクブレイドはスチールオートマトンに4ダメと流血。常時貫通3が光ります。古代の大砲はトラッパーに2ダメと足止め。スチールオートマトンはクラッシング・タイドとブリンクブレイドにそれぞれ3ダメ。デスウォーカーはシャドウビーストを召喚。

第5ラウンド、トラッパーはブリンクブレイドがHPを減らした下のスチールオートマトンを1ダメ牽引3して、ワナ4+6に落として瞬殺しました。素晴らしい。

ブリンクブレイドは残ったスチールオートマトンに4ダメ。

クラッシング・タイドは敵の移動を妨害するために、2ヘクス水場タイルを設置。

スチールオートマトンはブリンクブレイドに5ダメ。シャドウビーストはスチールオートマトンにカーン。モロさん、こいつをすぐに消去。デスウォーカーはルーインドマシンに3ダメと呪い。ルーインドマシンは移動のみ。
第6ラウンド、クラッシング・タイドはスチールオートマトンに3ダメ。ルーインドマシンは移動のみ。スチールオートマトンはクラッシング・タイドにスカ。(^_^)
第7ラウンド、ルーインドマシンが4体新たに発生しました。

トラッパーは2ダメのワナを3個設置。

ブリンクブレイドは遠距離攻撃でエリートのルーインドマシンに6ダメとスチールオートマトンに1ダメ。スチールオートマトンは装甲、反撃。古代の大砲はトラッパーに2ダメ。デスウォーカーはカード貼りのみ。ルーインドマシンは移動のみ。攻撃すると爆発する予定でしたが、スカ。
第8ラウンド、クラッシング・タイドはジャンプしてルーインドマシン2体を攻撃、2ダメとスカ、どちらも流血させました。

古代の大砲はトラッパーに1ダメ。トラッパーはジャンプして前進、古代の大砲に1ダメ、押し出し2。ワナの連鎖により合計10ダメ分のワナを踏ませました。


デスウォーカーはルーインドマシンに3ダメで倒しました。ルーインドマシンは移動して2ヘクス以内の全てを錯乱させます。ブリンクブレイドは古代の大砲にスカ、流血のみ。スチールオートマトンは移動せずスカ。
第9ラウンド、トラッパーはルーインドマシンに3ダメ、1ダメワナを4個設置、一個は3ダメにアップグレード。

スチールオートマトンは流血で死亡。クラッシング・タイドは略取のみ。デスウォーカーは古代の大砲に2ダメ、シャドウトークンを宝箱の下に移動させます。中央の古代の大砲は流血で死亡。もう1体はトラッパーにスカ。でも足止め。ブリンクブレイドは略取のみ。ルーインドマシンは移動のみ。

第10ラウンド、ブリンクブレイドはジャンプ2して、エリートのルーインドマシン2体を遠距離攻撃、どちらにも8ダメ。ルーインドマシンは移動すると1ダメ。ブリンクブレイドが攻撃した2体はこれで死亡。クラッシング・タイドには2ダメ。

古代の大砲はクラッシング・タイドにスカ。クラッシング・タイドはルーインドマシンに4ダメと流血。
第11ラウンド、ブリンクブレイドは遠距離で攻撃3と攻撃4x2、ルーインドマシン3体を倒します。

トラッパーは移動7して治癒2ワナを踏みつつ自身足止め。そして古代の大砲に5ダメ。

第12ラウンド、トラッパーは古代の大砲に3ダメ、牽引して6ダメのワナに落として倒します。デスウォーカーはルーインドマシンにトドメをさしてシナリオクリアしました。

機械を破壊しても、例えばモンスターを倒すほどの満足感は得られないが、部屋が静寂に戻ったことには、一定の喜びがある。図書室は、やはり静かであるべきだ。

周囲を見回すと、この部屋は最初に思っていたよりもよく持ちこたえている。本棚には本がぎっしり詰まっており、ページがもろくなっているものの、まだ読めるものも多い。しばらく本を眺めていると、特に興味深い本を2冊発見した。

一冊目は、他の本よりもずっと背が高く、幅も広い、変わった形の本だ。それを取り上げると、その中に複雑な一連の地図があり、この複合施設の一部が描かれていることに気づく。インクの走り書きで区切られた図書室があり、図書室から外に向かって枝分かれする2本の道が見える。地図には何千、何万もの線と形が描かれ、大きな迷宮のように部屋へと続いている。君がまたページをめくると、その部屋の中に、三角形の形をしたまた別の小さな部屋があるのを見つけた。地図の下の文字はわかりにくいが、一般的な「思考(thought)」を意味する言葉に似ている。

2冊目の本は最初はガラクタだと思ったが、さらに役に立つものだった。表紙は乾いてひび割れた革で、ページの半分は切り取られている。残されたページには、現在話されている言語よりもはるかに古い言語で書かれた、緻密で堅い文字だけが書かれている。君がその本を投げ捨てようとしたとき、どこかから声が聞こえてきて君は凍り付いた。

「私のお気に入りの一つを見つけたようだね。」

振り向くと、背が低く、ぼろ布を身にまとったクアトリルが、足首に重い鉄球と鎖の足枷を付けたまま、遠くのドアからずかずかと入ってきた。

「もちろん、長期の貸し出しのようなもので、最高の一節を借りてきたんだ。」クアトリルは笑いながら、シャツから折り畳んだ紙の束を取り出した。「ここから連れ出してくれたら、読ませてあげるよ」。

君はクアトリルのそばに行き、少し苦労して拘束を解くのを手伝った。彼はクレイン・タレンギルという名の学者で、1年前に不謹慎にも単独でこの地を探検したのだと言った。彼は結局、機械に捕らえられ、それ以来囚われの身となっていた。

「彼らは実に無礼だが、ものすごい戦力だ。不本意ながらずっとヤツらと一緒にいたので、"アンフェッテッド(束縛されぬ物) "についてかなり学んだよ」。

君はアンフェッテッドという名前について尋ねるために口を挟んだ。

「魅力的だろう?この機械は自分たちでそう名付けたんだ。私に言わせれば、ちょっとメロドラマ的だけど、ぴったりだと思う。彼らの起源は、実は君が投げようとしていた本の中に隠されているんだ」。クレインは紙の束を広げ、込み入った、目を見張るような文章をさらに見せた。「言葉は古めかしいが、イラストから大まかなことはわかった。私は、これらの機械はかつて安価な労働力の供給源として使われていたと思う。何のために使われていたのかは定かではないが、その名が示すように、アンフェッテッドたちは今、自分たちのために働いている。しかし、もっと厄介なのは、彼らが何かを計画しているように見えることだ。私の意見を言わせてもらえば、おそらく襲撃を計画しているのだろう。したがって、時間内に介入できるのは我々、いや君たちだけかもしれない。私は君たちを彼らの中央の部屋に連れて行くことができる」。

熟慮する必要はない。これまで機械たちと戦ってきた君は、クレインの分析に間違いはないと確信した: もしアンフェッテッドの地上への攻撃を止められるなら、やってみるしかない。あとはどうやるかだ。残念なことに、この興奮はクアトリルにストレスを与えている。彼はうめき声を上げ、頭を抱えた。

「ああ、ちょっと横になった方がいいみたいだ......」。クレインはよろめき、地面に倒れこんだ。これ以上彼から情報を引き出したいのであれば、彼をフロストヘイブンに連れて帰って、回復させるのがベストだろう。


報酬
各人10経験値。
シナリオ25 Rusted Tunnelsがロックアウト。
4週間後に169.3を追加。

開拓地フェイズ
開拓地イベント WO-20、10ゴールドでバラックをLevel 3にアップグレード。街の繁栄度+1。ソルジャー+2。

建造フェイズ
ロギングキャンプ Level 3


トレーディングポスト Level 2

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