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フロストヘイブン シナリオ36 Buried Ducts

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
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シナリオ99の後のカレンダーイベントを再掲します。
君は、幸いなことに、これまで看守の檻の中で数泊以上を過ごしたことがない。
もちろん、やけっぱちの短気が災いして逮捕されたことは何回かあったが、鉄格子越しに朝日が差し込むのだけを楽しみにして、何日も何ヶ月も石の床の上で眠ることを強いられたことはない。だから、ようやく牢獄から解放されるとはどういうことなのか、あるいは、ようやく牢獄から解放された人が何をするのか、君には想像もつかない。だが、そんな人がこうするとはとても思えない。
君がアンフェッテッドの地下墓地から救い出したクアトリルの学者、クレイン・タレンギルは、以前は物が少なく清潔だった彼の部屋を、雑然とした窮屈な学者の巣に変えてしまった。昨夜から今朝にかけて、どういうわけかクアトリルは何冊もの本と羊皮紙の束を集め、まるで薄っぺらなモザイク画のように周囲の床にすべてを並べていた。彼の背後には、食べかけの卵と固いビスケットの皿、空のティーカップがいくつも置かれている。
ベッドは使われていないようだが、シーツは床に溜まったインクを拭き取るために剥ぎ取られている。ドアは開いており、君がノックすると、彼の顔は狂人のような笑みを浮かべた。
「勇敢な友よ!」彼は立ち上がらずにお辞儀をした。「救出した被後見人の様子を見に来たのかい?なんという騎士道精神!完璧なタイミングだ、言っておくと。お分かりのように、私は一晩中仕事をすることができたよ。」クレインが興奮した様子で重そうな本を取り出した。それがアンフェッテッド施設の中心部に行くのに役立つかと尋ねると、クアトリルは顔をしかめた。「ああ、いいだろう、まずはその話をしよう。」
クレインは君の前に建物の見取り図を広げ、彼の図書室から施設の核心部に行く2つの道を示した。
ひとつはダクトシステムを通り、アンフェッテッドの労働者の大部分を迂回し、彼らの上を潜り抜ける道だ(36)。もう1本は施設の奥深くにある細長い道で、クレインによるとアンフェッテッドが放棄した未完成の輸送システムだという(37)。どちらも中央の部屋に通じているが、どちらが楽な道かはわからない。
「さて、」クレインはあてつけがましく再び本を取り出しながら、「この件に戻れるなら・・・」と指摘した。クアトリルは明らかにアンフェッテッド施設の彼の記憶から離れて、別の話をしたがっている。それを察して、君は彼がなんでそんなに興奮しているのか尋ねた。
それで、ダクトの中を這っていき、アンフェッテッドの上を迂回するシナリオを選びました。
ロードイベント SR-13
旅の途中でオレンジ色の作物を見つけた。ファイヤーペッパーというらしい。食べるか、クアトリルに食べ方を教えてもらうかの選択で、食べてみることにした。ブリンクブレイドのおかげで、各自10Expを獲得。
シナリオ122 The Eternal Crave 解放。
チャレンジは「欲望礼賛」: 敵はターン終了時に略取1を行い、略取すると強化してしまう。と「イミテーション」: デスウォーカーのパーク用攻撃修正カード5枚をモンスターのデッキに加える。
ジェミネイトLevel 3登場
シナリオレベルは2に低下。
君はずっと這いつくばって、窮屈な金属製の導管の中で、どこかにあるだろう目的地へと少しずつ近づいた。警備機械達を避けるために、天井にある導管を潜り抜けるという、あまり目立たないルートを選んだのだ。しかし今、ここにいる君は、これが本当に最良の選択だったのか疑問に思っている。
この導管は、確かにこういう目的のために設計されたものではない。窮屈だし、角を曲がるときはいつも痛いほど鋭角に曲がるので、進むにはかなりの器用さが要求される。だが、こうしたトラブルのおかげで、君は新たな戦闘に巻き込まれずに済むのだ。そのため、君は自分の決断を不承不承受け入れながら、ゆっくりと進んだ。そして長い時間が経ち、休憩のために立ち止まったときに初めて、何かがおかしいと気づいた。
導管の中に騒音が響き始めた。ドラムのようなリズミカルな音が、どこか下の方から聞こえてくる。君は目を閉じて集中しようとするが、そうするうちに別の音が大きくなり始めた。やわらかなきしみ音だ。そのきしみ音は大きなうめき声に変わり、そして君の下の導管が突然崩れた時に、鋭く金属的な叫び声に変わった。
手足も装備も粉塵もすべて急降下した。君と導管の一部が、大きな音を立てて地面に激突した。
着地したときは大したダメージを受けなかったが、立ち上がったとき、新たな苦境の深刻さを思い知ることになった。さっきの騒音はドラムなどではなく、全ての機械の駐屯兵達の行進の足音だったのだ。君は彼らが2つのトンネルの交わる交差点を通過している時に、その隊列のど真ん中に落ちたのだった。彼らはそこに立ち、君を見つめた。
機械達は一斉に襲いかかってきた。刃と炎が押し寄せる。君は素早く計画を考えた。ここから逃げ出す最善の道は天井からまた導管の中に戻ることだ。だが機械の軍団が後ろから迫っていては、それもかなわない。この部屋に通じるトンネルを封鎖して、その後に機械の衛兵達を倒さなくてはならない。そうして初めて、導管の中に逃げ込むことができるだろう。
特殊ルール
ドアa〜dは、我々の敵で、HPは7。第2ラウンド開始時にドアaから、第3ラウンド開始時にドアbから、第4ラウンド開始時にドアcから、第5ラウンド開始時にドアdから、モンスターがリストに従って発生し、そのサイクルを繰り返す。ドアが破壊されれば、モンスター発生は止まる。
部屋にはフレイミング・ブレードスピナーのエリート(HP 13、移動2、攻撃3、標的3、反撃3、流血耐性)が1体、ルーインドマシンのエリート(HP
9、移動2、攻撃2、毒耐性)が1体とノーマル(HP 6、移動2、攻撃1、毒耐性)が2体、ロボティクス・ボルトシューターのエリート(HP 9、移動1、攻撃2、標的3、流血耐性)が1体います。
第1ラウンド、ジェミナイトは上下段遠距離攻撃で、ロボティクス・ボルトシューターに2ダメ、ドアaに2ダメと2ダメ。パイロクラストは危険地形を5つ配置して、ドアaに3ダメで破壊。(^_^) これで、第2ラウンドのモンスター発生は防がれました。

ブリンクブレイドはドアbに5ダメ。ドリフターはカード2枚貼り。ルーインドマシンはジェミナイトに2ダメ、ブリンクブレイドに0ダメと1ダメ。ドアbに治癒1。ロボティクス・ボルトシューターはパイロクラストに3ダメ、ジェミナイトに2-1ダメ、ドリフターに5-2ダメ。
第2ラウンド、ドリフターは複数遠距離攻撃で、エリートのルーインドマシンに8ダメで瞬殺、フレイミング・ブレードスピナーにも8ダメ。パイロクラストは障害物を配置して、ドアdに3ダメ。

ジェミナイトはロボティクス・ボルトシューターに3ダメ。ブリンクブレイドはドアbに3ダメで破壊。続けてルーインドマシンに5ダメでこれも倒しました。ロボティクス・ボルトシューターはジェミナイトに1ダメ、ブリンクブレイドに0ダメ、ドリフターに2-2ダメ、みんな錯乱。フレイミング・ブレードスピナーはドリフターに2-2ダメ。ルーインドマシンはドリフターに0ダメ、その後爆発してドリフターに4ダメ与えます。
第3ラウンド、ドアbが壊れているので敵は出てこない。ドリフターはフレイミング・ブレードスピナーに4ダメ、パイロクラストはドアdに6ダメで破壊。ジェミナイトはドアcに2ダメ。フレイミング・ブレードスピナーはブリンクブレイドとドリフターに1ダメ、流血。ブリンクブレイドはフレイミング・ブレードスピナーに3ダメで倒します。ロボティクス・ボルトシューターはドリフターに3回攻撃で、1+1+2ダメ。
第4ラウンド、ドアcとドアdを勘違いしたため、今回はドアcにノーマルのフレイミング・ブレードスピナー(HP 7、移動2、攻撃3、標的3、反撃2、流血耐性)2体が発生。

ブリンクブレイドは左に動いて、ロボティクス・ボルトシューターに隣接1ダメを与えた後、7ダメで倒しました。これで残るは新しく出てきたフレイミング・ブレードスピナー2体だけ。ジェミナイトはフレイミング・ブレードスピナー2体にそれぞれ2ダメと毒。近接攻撃なので、それぞれから反撃2を受けます。フレイミング・ブレードスピナーは装甲貼って反撃構え。パイロクラストはジャンプ5して、ドアcに3ダメ、破壊しました。ドリフターは治癒のみ。
第5ラウンド、フレイミング・ブレードスピナーはジェミナイトに4ダメとパイロクラストに2ダメ。ジェミナイトとドリフターは略取のみ。
第6ラウンド、ブリンクブレイドがフレイミング・ブレードスピナー1体を倒します。他のみんなは略取したり、経験値稼ぎの何かをしたり。
第7ラウンド、ブリンクブレイドが最後のフレイミング・ブレードスピナーを倒してシナリオ終了。過去最速のシナリオクリアとなりました。
良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースとは、ここで稼働しているマシンの数から判断して、君はこのコンプレックスの中心部に近づいているということだ。悪いニュースは、また導管に戻らなければならないことだ。
それでも、終わりが近いとわかっている方が登りやすい。体を持ち上げて、導管の中を先へ進んだ。
這う。もがき、擦る。時間は信じられないほどゆっくりと流れた。しばらくすると腕が疲れ始め、陽の光だけを望むようになった。角を曲がるたびに換気用導管が先に続くばかりで、心が沈んだ。
もう全て投げ出して諦めようとしかかった時、前方に光が見えた。君の動きは速くなり、巨大な排気口から這い出し、巨大な反響するホールに出た。ここがコンプレックスの中心に違いない。
部屋は巨大で、鉄や鋼鉄でできた機械、炉、アーム、ピストン、ワイヤー、パイプなどの列また列で埋め尽くされている。ここが中央の部屋に違いない。そしてその奥にその中核が見える。広大なホールを見下ろす高い踊り場の上に、影をまとった一人の姿があった。
報酬
木材3と金属3。
シナリオ44 Nerve Center 解放。
シナリオ37 The Dead Mileは封鎖。
開拓地フェイズ
開拓地イベント SO-18
酒場クレーターでザインが、俺達が次の冒険から生還できるかどうかの賭けをしていた。10Gまでのお金を払い、次の週に生還したら2倍になる。
パイロクラスト引退。
君はパイロクラストを追いかけながら正門を飛び出し、声をかけた。パイロクラストは別れも告げずに去ろうとしていた。
「君にこれ以上証明することはなにもない。」パイロクラストはシンプルに言った。「私は自分の選んだエレメントについて絶対的な熟練を証明し、グループの中で最強のメンバーであることを一貫して証明してきた。私たちの旅を簡単にしすぎることで、君自身の可能性を阻害しているのではないかとさえ思う。私はカッパーネック山脈に戻ることに決めた。私の同族たちのところへ。それが私たち双方にとってベストだろう。君は私の干渉を受けずに上達を続けることができるし、私はサヴァスの社会で正当な地位を得ることができるだろう。」
君は呆然と立ち尽くし、黙ってパイロクラストを見つめた。「では、我々は同意見だ。」彼はうなずいた。「さようなら。殺されないようにな。」
セクションリンク 来夏第5週のカレンダーに174.2を追加。
サイドシナリオ 26.4
フロストヘブンの誰かが喜んで買ってくれるだろうと思い、君は銀色の枠のついた手鏡を取り出した。 しかし、鏡の反射面を覗き込んでも、自分の姿は映らない。
その代わり、鏡にはフロストヘブンの正門から出て行く自分の姿が映し出された。 しばらく見ていると、鏡の中の君は荒野を歩き、やがて宝物でいっぱいの洞窟にたどり着いた。どうやら調査する価値がありそうだ。
シナリオ111 Ice Cave 解放
さびつきの粉末 設計図獲得
インフューザー登場
建造フェイズ
エンハンサー Level 2

エンハンサーを拡張した君は、ヴォイス・オブ・エイトを訪れ、拡張された店の様子を見に行った。当然のことながら、君はネラが何冊もの本に夢中になっているのを見つけた。部屋は彼女の手が空中で紫と黒に織りなす呪文で、ぼおっと輝いている。君は彼女の邪魔を避けるべきか迷ったが、彼女は興奮気味に話しながら合図を送ってよこした。
「ヴォイドに囚われている可能性のある人物と接触できたのです。彼は『腐敗』からの残酷な仕打ちに耐えてきたに違いないのですが、その邪悪な力がなくなった今、彼を安全な場所に引きずり出すことができるはずなのです。来てください、あなたの助けが必要です。」控えめに言っても危険極まりないが、これがフロストヘイブンの日常だ。ヴォイス・オブ・エイトの判断を信じ、君はネラを助けて呪文の部品をセットした。そしてヘイズサーの集合体は、それぞれが君の周囲に実体化した。彼らは円陣を組み、中心でポータルが開くように詠唱した。
ネラがエネルギーが最も強い場所をスキャンしている間、ポータルはしばらく安定しているようだ。「そこよ!」。彼女が叫ぶと、ポータルから紫色のエネルギーが燃え上がった。傷だらけの手が反対側から現れたが、裂け目の平らな面にひびが入り、手が動かなくなったようだ。
「助けて!」。ネラは懇願し、他にどうすればいいのかわからず、君はその手を掴んで引っ張った。努力の甲斐あって、ポータルがエーテルガラスのシャワーになって砕け散る直前に、一人のヘイズサーが転がり出てきた。
その人物はうめき声を上げ、床の上で震えていた。「痛みは・・・どこだ?」その手を突き出し、ポータルの破片をつかんだ。君は驚いて飛び退いたが、ヘイズサーはその鋭い刃を自分に向け、脚の半透明の肉に奇妙なシンボルを刻んだ。君は自分の足に奇妙なくすぐったい感覚を覚えた。
「ああ、だいぶ良くなった」と彼はため息をついた。「あの牢獄から解放してくれてありがとう。本当に長い間、あそこに閉じ込められていたから、私は痛みなしでは生きられないのだ。」
「しかし、」ヘイズサーは突然、激しい眼差しで君を見つめた。「私は自分の痛みを他の者に転送する術も学んだ。そして他の罪のない人たちに、私と同じような経験をさせたくはない。悪を示してくれれば、私がそれを破壊しよう!」
ペイン・コンデュイット クラス解放
Tavern Level 2

「取り引きよ。」ボイルド・クラブ酒場の気難しいヴァームリングの女主人、ダイナ・スナップクローが、招かれもしないのに椅子を引きずって君たちのブースにやってきた。彼女は強い眼差しで君たち一人一人を見つめ、その小柄な体格にもかかわらず、君たちを会話の中で人質に取られたような気分にさせた。
「昔、この海で最も成功した海賊、片耳バーティーと航海したことがある。ラーカーは彼の耳半分を手に入れたけど、私は彼の宝の半分を手に入れるはずだった。あいつが裏切って、私を雑用係みたいにピラニア・ピッグの餌にするまではね。」彼女は言葉を切って床に唾を吐いたが、君はなぜ雑用係がそのような運命をたどることになったのか、尋ねる気にはならなかった。「でも私は死ななかった。そして私の正当な取り分が欲しいの。」
この町に来たばかりの客が、ダイナの肩を叩いて、飲み物を頼んだ。ダイナはくるりと振り返り、深いうなり声とともに不敵に笑った。その客は謝って逃げ出した。どうりでクレーターがいつになく賑やかなわけだ。彼女は君に視線を戻した。
「彼は何度も何度も、海賊の女王が稼いだ最大の財宝を知っていると言っていた。他の誰よりも詳しく、それを見つける秘密まで教えてくれた。古代のコインが4枚よ。彼が1つ持っている。私も1つ見つけた。だからその財宝の一部は、正当に私のものなの。」
彼女は大きな音を立てて首を鳴らし、こう続けた。「彼には古い隠れ家があった。 彼はそこにコインを隠しているに違いない。そこに行ってコインを取ってきなさい。」首から下げたコインをちらつかせた。「コインを3枚全部持って私のところに来たら、財宝を分けてあげる。そして一緒に金持ちになるのよ。」そう言うと、彼女は立ち上がり、椅子をドスンと酒場に放り投げた。
彼女は部屋に向かって叫んだ。「今日の飲み物はタダよ、私は気分がいいの。」
報酬
モラル+1。
すべてのシナリオの略取デッキに、略取カード1419を加える。
シナリオ136 Abandoned Hideout 解放。
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