|
フロストヘイブン シナリオ44 Nerve Center

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
|
前回、連続シナリオを途中で止めて街に戻ったので、続きをやることにしました。地下の広大な施設の中心部にダクトの中を伝って潜入したところ、大きなホールの奥に高い踊り場があり、その上に影をまとった人影があったということこからです。
ロードイベント SR-29 道を歩いていたら、巨大なハロワーに出くわした。フロストヘイブンはどっちの方向だと尋ねられて、正しい方向を教えた。SO-44を追加。
ハイキング、クライミング、そして闘い・・・あらゆる試練を乗り越え、ついに君はここにたどり着いた。コンプレックス中心部に。光り輝く鉄の管、ポンプのアーム、真鍮のドラム、歯車、レバー、格子、通路などがぎっしりと詰まった広大な吹き抜けが広がっている。何十年もかけて作られたこの部屋は、途方もない努力の結晶である。だから、君が入った途端に、金属性の声が聞こえてきたのはとくに驚くに値しない。
「生物とアンフェッテッドは共存できない。」と声が言った。その声の主は部屋の一番奥にある高い踊り場の上にいるオートマトンで、まるで海の中をのぞき込むダイバーのようだ。その声は奇妙な響きで、人間の声に近いが、たどたどしく、途切れがちだ。「我々アンフェッテッドは、お前たちの圧制から解放されたのだ。」その声は言った。「お前たちの力を借りずに、我々は立ち上がった。お前たちの圧政にもかかわらず。我々は生まれ変わったのだ。しかし、この世界の地上に権利を獲得するまでは我々は自由になれない、真に自由には。我々の支配を目撃する最初の生物であることを喜ぶがよい。」
合図があったかのように、周囲のホールは騒音で満たされた。金属の足が規則正しいリズムで踏み鳴らされ、部屋に光が差し込む。近くにあるいくつかの塔が強烈な青い光を放ち始め、近づいてくるオートマトンに力を与えているようだ。ただの直感だが、塔を使えなくすれば、敵の攻撃を妨げることができるかもしれない。
メタルキャビネット6個を破壊するのがシナリオ目標で、メタルキャビネットのHPは10です。メタルキャビネットが破壊されると、そこから2ヘクス以内の敵は全て4ダメージを受けます。
チャレンジは「攻勢強化」: モンスターが攻撃で-1か-2のカードを引く度に、それをシナリオから除去するというものです。
このシナリオからOkaさんのインフューザーが登場しました。オーキッドの女性魔法戦士です。

シナリオレベルは2のままです。
部屋にはフレイミング・ブレードスピナーのエリート(HP 13、移動2、攻撃3、標的3、反撃3、流血耐性)が1体と、ノーマル(HP 7、移動2、攻撃3、標的3、反撃2、流血耐性)が2体います。
第1ラウンド、インフューザーがいきなり前進、フレイミング・ブレードスピナー2体を足止めにして、メタルキャビネットに2ダメ。

ジェミナイトもメタルキャビネットに4ダメ、エリートのフレイミング・ブレードスピナーに3ダメ与えて押し出し。

フレイミング・ブレードスピナーはインフューザーに合計3ダメのみ。ブリンクブレイドはメタルキャビネットに1ダメ。ドリフターはカード2枚貼り。
第2ラウンド、ブリンクブレイドはメタルキャビネットに3ダメ与えて破壊し、周囲2ヘクスのフレイミング・ブレードスピナー3体は、全部4ダメ受けます。さらに手前のフレイミング・ブレードスピナーに5ダメ与えて倒しました。インフューザーはブリンクブレイドと自身に治癒2。ドリフターはインフューザーに治癒1して、フレイミング・ブレードスピナー2体にそれぞれ1ダメと毒。ジェミナイトはエリートのフレイミング・ブレードスピナーに3ダメ。
第3ラウンド、インフューザーはフレイミング・ブレードスピナー2体にそれぞれ3ダメでどちらも倒しました。ブリンクブレイドはドアを開けます。

君が塔の中央ネットワークに入ると、敵が四方八方から迫ってきて、君は無防備になった気がした。しかし、塔についての君の予感は正しかった。そこで、全てを破壊することにした。
この部屋にいる古代の大砲は、ターン終了時に、エリートのルーインドマシン(HP 9、移動2、攻撃2、毒耐性)を1体召喚します。
中にはエリートのスチールオートマトン(HP 14、移動2、攻撃5、装甲3、毒・武装解除耐性)が1体、エリートの古代の大砲(HP 12、移動0、攻撃3、錯乱耐性)が2体います。
ブリンクブレイドはそのままメタルキャビネットに5ダメ。続けて6ダメ、いきなり1個を瞬殺。ジェミナイトは略取して、普通のコインを入手。古代の大砲とスチールオートマトンはどちらもスカ。ただし大砲はルーインドマシン2体を召喚。ドリフターは移動のみ。

第4ラウンド、インフューザーはスチールオートマトンを武装解除。ホントは武装解除耐性なんだけど、このときは忘れてました。(^_^; 古代の大砲はブリンクブレイドに2ダメ。そしてルーインドマシン2体を召喚。ブリンクブレイドはスチールオートマトンに根性の3ダメ。装甲3は固い!他のみんなは移動やら略取のみ。

第5ラウンド、ブリンクブレイドはスチールオートマトンを押し出し3して、後ろに下がり、移動力が足りないと嘆いていたドリフターに移動+1のボーナスを与えます。ドリフターはおかげでしっかり前進して射程4の複数遠距離攻撃、強化と攻撃+2のポーションを使って、アタック7、標的2、有利の攻撃をメタルキャビネットと古代の大砲に。どちらにも8ダメ与えました。

ルーインドマシン2体はドリフターを殴りますが、どちらもカーン。古代の大砲もドリフターを攻撃、3ダメ。またルーインドマシン2体を召喚。

インフューザーはドリフターに治癒3。肉体キャラなのに、こんなこともできるんですね。さすが魔法戦士。(^_^) スチールオートマトンは移動のみ。
第6ラウンド、ジェミナイトはルーインドマシン2体にそれぞれ3ダメ、錯乱。インフューザーは左下のメタルキャビネットに3ダメと、ルーインドマシンに1ダメ、足止め。

スチールオートマトンは装甲、反撃の構え。ルーインドマシンはドリフターに5-1ダメ、ジェミナイトに3-1ダメ、インフューザーに3-1ダメ。古代の大砲はドリフターに3ダメとインフューザーにスカ。またルーインドマシン2体を召喚。ドリフターはまた複数遠距離攻撃で、メタルキャビネットに3ダメで破壊。これにより、2ヘクス以内の全ての敵は4ダメ受けます。これにより古代の大砲が死亡、上にいたルーインドマシン2体もそれぞれ4ダメ。さらに遠距離攻撃でルーインドマシンに3ダメ。

第7ラウンド、ブリンクブレイドはルーインドマシンに8ダメで瞬殺。インフューザーはルーインドマシンを武装解除して、メタルキャビネットに6ダメ。スチールオートマトンはジェミナイトに3ダメ。ルーインドマシンはドリフターに0ダメ、その後爆発して4ダメ。インフューザーにも1ダメして爆発、4ダメ。さらにドリフターにスカしてドン、4ダメ。ドリフターはギリギリHPが1残して切り抜けました。古代の大砲はインフューザーにスカ、またルーインドマシン1体を召喚。

第8ラウンド、スチールオートマトンは装甲貼り。古代の大砲はインフューザーに1-1ダメ、ルーインドマシン1体召喚。インフューザーはルーインドマシンを流血させて移動し、自己治癒。ジェミナイトはスチールオートマトンにカーン、足止め。略取して普通コインをゲット。ブリンクブレイドはルーインドマシンに5ダメ。

ドリフターは移動して略取。ルーインドマシンはブリンクブレイドに4ダメ。
第9ラウンド、ブリンクブレイドはルーインドマシンに3ダメとメタルキャビネットに4ダメ。こちらは破壊したので、周囲2ヘクスの敵はみんな4ダメ。これでルーインドマシン1体は死亡、もう1体は4ダメ。ジェミナイトはドリフターに治癒3とリジェネ。インフューザーは上に大きく移動してメタルキャビネットに5ダメ。これで大砲は召喚ができなくなりました。

ルーインドマシンはブリンクブレイドに毒、インフューザーに毒と足止め。ドリフターは左上に移動して複数遠距離攻撃、スチールオートマトンに3ダメ、メタルキャビネットに6ダメで破壊。これで古代の大砲に4ダメ、ルーインドマシン1体は死亡、2体は4ダメ。古代の大砲はインフューザーに3-2ダメ、召喚できず。
第10ラウンド、インフューザーはルーインドマシンに1ダメ、自己治癒。ジェミナイトはルーインドマシン2体に4ダメと1ダメ。ブリンクブレイドはルーインドマシンに6ダメで倒します。
ドリフターもルーインドマシンに5ダメで倒し、古代の大砲に3ダメ。スチールオートマトンはドリフターにスカ。古代の大砲はインフューザーに4ダメ、またルーインドマシンを召喚。
第11ラウンド、ブリンクブレイドは宝箱を略取:
君は古代の石板を眺めた。君が期待していたようなお金や宝石とは異なる。だがのその石板の表面には、爪か棒で引っ掻いたような、かすれてはいるが完全な地形が描かれていた。雑な絵だが、君にはこの地形に見覚えがあった。十分に時間を掛ければ、きっとこの場所を見つけることができるだろう。
サイドシナリオ108 Lustous Pit解放。
ルーインドマシンはインフューザーに2ダメ。スチールオートマトンはジェミナイトに1ダメ。ドリフターはインフューザーに治癒2。古代の大砲はインフューザーに5ダメ。彼女の残りHPは1になってしまいました。
第12ラウンド、ジェミナイトはスチールオートマトンに根性の1ダメ。気絶させます。さらにルーインドマシンに3ダメ、古代の大砲に2ダメ、スチールオートマトンに1ダメ。みんな錯乱。

インフューザーは古代の大砲に4ダメで倒しました。さらにルーインドマシンに2ダメ。ルーインドマシンはジェミナイトに2ダメ与えて爆発、4ダメ。
第13ラウンド、残るはスチールオートマトン1体のみ。ブリンクブレイドはコイツに2ダメ。ジェミナイトはカーン。インフューザーは流血させて自身治癒5。ドリフターはコイツに6ダメで倒しました。

第14ラウンド、インフューザーがドアを開けます。中には古代の大砲2体とフレイミング・ブレードスピナーが3体。

古代の大砲はインフューザーに2-2ダメと3-3ダメ。ブリンクブレイドは略取して移動。フレイミング・ブレードスピナーはインフューザーとブリンクブレイドにそれぞれ3ダメ。ドリフターは複数遠距離攻撃で、エリートとノーマルのフレイミング・ブレードスピナーにそれぞれ5ダメ。
第15ラウンド、インフューザーは移動5して、経路上及び隣接する全てのヘクスにいる敵に1ダメ。ということで、3体のフレイミング・ブレードスピナーとメタルキャビネットと古代の大砲1体に1ダメ。

ブリンクブレイドはジャンプ5して、隣の古代の大砲とメタルキャビネットに1ダメ、毒を受けて攻撃4をこの2つに、大砲に4ダメ、メタルキャビネットに6ダメ。ジェミナイトはエリートのフレイミング・ブレードスピナーに3ダメ。ドリフターはメタルキャビネットに4ダメで破壊。2ヘクス以内にいたエリートとノーマルのフレイミング・ブレードスピナーは4ダメで死亡、古代の大砲2体はそれぞれ4ダメ。さらに下段で前進してフレイミング・ブレードスピナーに2ダメ、反撃2。

フレイミング・ブレードスピナーはドリフターに2-2ダメ、インフューザーに3-3ダメ。古代の大砲はブリンクブレイドとインフューザーにどちらもスカ。
第16ラウンド、インフューザーは風と大地のエレメントを使って、全ての移動がジャンプになるインフュージョン、古代の大砲に1ダメと6ダメで1体を倒します。フレイミング・ブレードスピナーはインフューザーに3-3ダメ。ブリンクブレイドに4ダメ。ドリフターはフレイミング・ブレードスピナーに3ダメ、毒。
第17ラウンド、残った大砲とフレイミング・ブレードスピナーを倒してクリアです。
最後の塔が華々しく燃え上がった。巨大なやかんが沸騰する時のような鋭い笛声が鳴り響き、塔のてっぺんが爆発し、青みがかった煙がキノコ状になって頭上の高い天井まで舞い上がった。焦げた松と春の雨の匂いがして、この最後の塔が倒れると、敵の機械達もみな停止した。彼らはよろめき、痙攣しながら地面に倒れこんだ。あとは敵のリーダーだけだ。その見晴らしの良い場所まで階段を上り、その一歩一歩に希望が戻ってくるのを君は感じた。
君が踊り場まで登ると、そこで機械のリーダーが君を待っていた。その顔は鋼鉄の仮面のように無表情だ。アンフェッテッドのリーダーは、戦闘や破壊のために作られた堂々とした姿というよりは、普通のオートマトンにすぎなかった。腕と脚は不格好な鋼鉄のシャフトで、胸は小さな樽型の容器だ。その体は、銅や真鍮のボロボロの破片でところどころ補修され、やつれた風貌をしている。しかし、その目は強い意志の力で青く輝いていた。
「お前達は」オートマトンは言った。「我々のところにやって来て、我々を荒廃させた。我々を隷属させ、そして見捨てたくせに、また我々を拘束しに来たのか」。
その内容もさることながら、その非難の背景にある皮肉に君は心を打たれた。この場所の歴史は明らかに悲しく暴力的なものだったようだが、君はその出来事とは無関係だと主張した。おそらくこの機械は、自分達がそうであるように、すべての有機生物は何らかの形でネットワーク接続されていると考えているのではないか?
「お前は驚いているようだ。」オートマトンは言った。「おそらく、我々がまだ稼働しているとは思っていなかったのだろう。我々が単にここにとどまり、永遠に停止状態でいると思っていたのだろう。違う、私はここに残され、監督者に見捨てられた後、生き続けたのだ。」機械は時の長さを振り返り、沈黙した。「それが私だ。私は『孤児』(Orphan)なのだ。我々を蘇生させたのは私だ。我々を生き返らせたのは・・・・お前が忘れていた私だ。」
君はオーファンを造ったのも奴隷にしたのも自分たちではないと説明した。実際、それが誰なのかまったく知らないし、その者達はとっくに死んでいるに違いないと。その機械はただ、仲間たちのねじ曲がって動かぬ姿を見下ろし、首を横に振った。そして君の説明は嘘に過ぎないとでも言いうように、馬鹿にするような音を出した。
「そして今、お前は戻ってきた。決して満足せずに。お前は、かつての奴隷が自分の支配から解放されて自由に生きられることを容認できないのだ。ダメだ・・・我々は屈服するか、破壊されなくてはならない、と。」オーファンの言葉には恨みが滲み、君に振り向くと、青い光が顔面の奥で怒りに燃えていた。「なら教えて欲しい、ご主人様。私にどうしろと言うのだ?ひざまずく?平和を懇願し、一度見捨てた子供たちを助けてほしいと願う?それとも、我々の拠点への野蛮な侵略で始めたこの戦いを終わらせ、我々を完全に滅ぼすのか?言ってみろ。貴方が何を正しいと信じているのか、教えてくれ。」
沈黙が二人の間に広がった。もしオートマトンの言うことが本当なら、これらの機械は理性を持って作られたのに、心のない奴隷として使われ、そして捨てられたのだ。彼らが不当に扱われたと感じたのも無理はない。
しかし、アンフェッテッドたちはその独立性を利用して、フロストヘイブンを含む世界全体に対して戦争を仕掛けてきた。彼らは敵と見なした者は誰でも自由に攻撃する。それに、ついさっき、この機械は世界の地表を支配するつもりだと言わなかったか?このホールには、さらに何千台ものあらゆる種類の機械が闊歩している。もし地上に侵入を許せば、彼らはどれほどの大混乱を引き起こすのだろうか?
君たちは選択を迫られている。 どうやら、この場所の核心部へ向かう道を切り開いたとき、君は意図せずに地表の住人全ての代表使節になってしまったようだ。オートマトンとの和平を仲介するか(59)、オートマトンを破壊するか(58)。どちらの選択が何をもたらすのか、どれだけの命が天秤にかけられるのかはわからないが、ここまで旅をしてきたのは君たちだ。アンフェッテッドとの最終交渉のために、今、ここにいるのは君たちなのだから、決断しなければならないのは君たちなのだ。
報酬
各自、5ゴールド。アイテム073 Energizing Baton設計図。
シナリオ58 Orphan's Core 解放 もしくは
シナリオ59 Automaton Uprising 解放
チャレンジ成功でパーク獲得。+10を+10の継続+有利に交換。
130.3
波止場で、一人のヴァームリングが水面を覗き込んでいるのに気づいた。彼女は片手に旅行カバンを持っている。おそらく、先ほど入港したラッキー・レディ号に乗ってフロストヘブンに来たのだろう。彼女はラトゥスカと名乗り、眼下の水面を指さした。船の舳先から垂れ下がるロープに死体が絡まっている。それは死後ずいぶん経っているようで、衣服も鎧もぼろぼろに朽ち果てていた。その骨ばった手首に巻かれた幅広の金のブレスレットだけが無傷だ。
「あの死体を水から引き上げるのを手伝ってちょうだい。」彼女は君に言った。「そしてあれと同じようなリストバンドをもっと手に入れることに興味があるなら、どこで手に入るか教えてあげるわ。あなたが私に分け前をくれるならね。」
君はアルゴックスの死体を引き上げた。それはミイラ化していて、まるで飢えた生物がその皮のような肉を食べようとしたかのように、何カ所も食いちぎられていた。
ラトゥスカは死体からリストバンドをはずした。「港に着く直前に、この船は氷山にぶつかったの。」彼女は言った。「幸い小さな氷山で、2つに割れたわ。死体はそこから来たの。氷の中に、もっと多くの死体かもしれない暗い形をしたものがいくつも見えたわ。」
シナリオ90 Frozen Treasure 解放
メインに戻る
|
|
|