Frosthaven づくし 本文へジャンプ
フロストヘイブン シナリオ60 Uniting the Crown

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
ボートイベント B-15
航海中に、ピラニアピッグに乗ったアバエル達に襲われた。その時、引退したクラッシングタイドが現れて、助太刀をしてくれた。彼に感謝してそのまま逃げるか、船を戻してクラッシングタイドを助けるかの選択で、そのまま逃げることを選択した。効果なし。

前回の冒険で、ついに6個目のサンゴの王冠の欠片を入手したので、このシナリオを解放されました。

潜水艇の窓からは大きな沈んだ月のようなドームが見えた。何カ月もの間、君の心から離れなかったイメージのとおりだ。ギザギザの浅瀬でこの場所のイメージを大量にフラッシュされた時からだ。そして君は今、ここにいる。王冠の破片は船倉に収められ、すべてが終わるのはもうすぐだ。

気づかれないように慎重に近づき、運良く、見つからずに中に入ることができた。ドーム内は廃墟だった。岩が散乱し、壊れた珊瑚が地面に散らばっている。信者達から軽蔑されてきたこの寺院には、長いこと人が足を踏み入れた形跡がない。君達にとっては好都合だ。

君は台座に潜水艇を近づけた。他の部分と同じように、この台座もひどい状態だ。不気味に茶色い植物が側面に付着し、石のような珊瑚の枝が数本、台座の周りに伸び始めている。

みんなで協力して、外部船倉からそれぞれの欠片を引き出し、台座に置いた。デリケートな作業だ。バチスフィアの不器用なアーム操作で欠片を傷つけないように注意しながら、それぞれの欠片を合わせなければならない。船内の空気は蒸し暑くなり、そろそろ浮上しなければとぼんやり思った。だけど、あと少しだ。もう少しで王冠は1つに戻る。欠片が繋がって、王冠は半分ずつの形になった。そして、息を止めながら、君はその2つの破片をくっつけた。

なにも起きない。

完成寸前の破片が突然引き離され、水が歪んだ鏡のように揺れ動いた。君は王冠を掴もうとアームを伸ばすが、エネルギーの波に押し戻され、船体が激しく揺れた。そして、6つの破片が台座から持ち上がり、その背後に6体のラーカーが現れた。

そいつらは、トゲのある幽玄な姿で、見たこともない種類のラーカーたちだ。その体は濁った霧で、古代の影であり、何かの邪悪な魔法によってここにもたらされた。

ラーカーの存在が、君の心を突然の怒りと憎しみの閃光で曇らせた。それは、水面下の宮殿の珊瑚の王冠、玉座につく王のイメージを君に見せた。「浅瀬の太陽」が君たちと出会ったときに共有したビジョンと同じものだ。だが、このイメージには過ぎ去った時代に対する畏敬の念も憧れも感じられない。あるのは嫉妬と怒りだけだ。

心を曇らせる暗闇の中に、人影が見えた。その人影は、王への憎悪に満ちた君自身だった。君が海を安全にした。君の偉大な武勇は、多くの戦乱の魔手に平和をもたらした。それでも、彼が権力を手に入れ、人々に認められた。君は王とその王冠を認めない。君が力によって、それを取り返すのだ。

最後の記憶は、砕け散る王冠だった。衝撃波が君を包み込み、君を蝕み、君の破壊的な意志をサンゴの破片に否応なく縛り付けた。

その幻影は心から消え去ったが、暗黒の存在は消えない。それは今、君の前に立ちはだかり、その傍らには破片を持つ6体の幽玄な副官達が控えている。怒れる亡霊達は、ねじ曲がった脚を動かして前に進み出た。巨大な姿、深淵の底から浚渫された覆い隠された簒奪者。それは君が王冠を再建するのを妨害しようとしている。君と全ての破片を海の底に沈めてしまおうとしている。君はバチスフィアのスーツを着て、武器を構えた。


特殊ルール
すべてのヘクスは、ライトニングイール の召喚と移動において水ヘクスとして扱われる。

最初からいる6体のラーカーは、すべて「破片の副官」であり、すべての攻撃に+1する。6体の上に、マップに描かれているエレメントトークンを置く。その副官を倒すまで、そのエレメントを注入することはできない。副官が死亡した場合、死亡させたキャラクター、または副官を死亡させたキャラクターがいない場合には副官に最も近いキャラクターは、キャラクターマットの上に数字トークンを1つ置く。 これは王冠の欠片を表す。さらに、その副官のエレメントトークンをエレメン トボードの強の位置に配置する。そして、このエレメントは残りのゲーム中、常に強の位置とされる。

キャラクターがマットの上に持っている王冠の欠片1つにつき、毎ターン、ボス以外の敵を対象とした攻撃のいずれかに累積して+1が追加される。任意のキャラクターのターン開始時に、そのキャラクターは自分の欠片を任意の数、隣接するキャラクターに与えることができる。欠片を持っているキャラクターが脱落した場合、その欠片は 最も近いキャラクターに与えられる。現時点では、「深淵の亀裂」は全ての状態異常とダメージを受けない。

ボススペシャル1: 隣接する全てに押し出し1。氷と他2つのエレメントでエリートのラーカークロウクラッシャー1体とを召喚。闇と他2つのエレメントでエリートのラーカーマインドスニッパー1体を召喚。

ボススペシャル2: 移動+0(風: ジャンプ)、攻撃+0(炎: +4)。光と他2つのエレメントで、エリートのラーカーウェイブスロウアー1体召喚。

Favorポイントを1点使って、ボスの複数遠距離攻撃カードを除去。シナリオレベルは4。

エリートのマインドスニッパー(H13、移動4、攻撃5、標的2、貫通4、錯乱)が2体、エリートのクロウクラッシャー(HP 18、移動3、攻撃5、装甲2、標的2、損傷)が2体、エリートのウェイブスロウアー(HP 13、移動2、攻撃4、足止め)が2体、エリートのライトニングイール(HP 7、移動4、攻撃4)が2体、ボスの「深淵の亀裂」(HP 42、移動3、攻撃7、呪い、気絶、武装解除、毒、流血耐性)が1体います。

第1ラウンド、マインドスニッパーがフローズン・フィストに3ダメ。ライトニングイールはバナースピアに5-1ダメ。ウェイブスロウアーはスノウダンサーに4ダメ、足止め。ボスはスペシャル1で、スカ。バナースピアはペットのウーズを使って、3ヘクスの障害物を設置。クロウクラッシャーを牽引して6ダメ、流血。

フローズン・フィストは3人を強化して、マインドスニッパーに4ダメ、ライトニングイールに6ダメ、クロウクラッシャーに3ダメ。すごい。

スノウダンサーは足止めされたので、隣に危険地形2つを設置のみ。でも、これで右からの敵は大きく遠回りしないとこちらを直接攻撃できなくなりました。(^_^)

インフューザーはマインドスニッパーに5ダメ。
第2ラウンド、ライトニングイールはフローズン・フィストに2-1ダメ。バナースピアはライトニングイールに6ダメで倒し、さらにクロウクラッシャーに3ダメ。

マインドスニッパーはスノウダンサーにスカ、バナースピアに4ダメと、フローズン・フィストとインフューザーに3ダメ、錯乱。左右から複数遠距離来ます。(T_T)スノウダンサーはまた危険地形1つを配置。

フローズン・フィストは左上のウェイブスロウアーに隣接し、マインドスニッパーに2ダメ、クロウクラッシャーに1ダメ、ウェイブスロウアーにスカ。インフューザーはマインドスニッパーにスカ、クロウクラッシャーに6ダメで倒します。これで、闇のエレメントが常に強に。ウェイブスロウアーはフローズン・フィストに3ダメ。

第3ラウンド、ライトニングイールはフローズン・フィストに3-1ダメ。マインドスニッパーはなんとインフューザーに4-1ダメ、バナースピアに2ダメで、武装解除!錯乱。これはやられました。二人とも何もできずに移動のみ。ボスはバナースピアを普通に殴りますが、これは幸いスカ。スノウダンサーはマインドスニッパーを押し出して、危険地形で3ダメ与えて倒してくれました。これで、大地のエレメントが常にあることになりました。Okaさん、王冠の破片1つゲット。

続けてスノウダンサーは他の3人に保護、インフューザーに治癒4。ウェイブスロウアーはフローズン・フィストに5ダメが保護で2ダメ。フローズン・フィストは治癒4して、ウェイブスロウアーに6ダメ。
第4ラウンド、バナースピアはジャンプして一番奥に入り込み、ウェイブスロウアーに4ダメ。

ボスはフローズン・フィストを殴りますが、またもやスカ。インフューザーはライトニングイールに12ダメで瞬殺。ウェイブスロウアーはフローズン・フィストに6ダメが3ダメ、インフューザーに5ダメが保護で2ダメ、足止め。バナースピアにも4-2ダメ、フローズン・フィストはマインドスニッパーにスカ。スノウダンサーはバナースピアに治癒4、祝福。ジャンプしてボスを押し出し。インフューザーに持っていた破片を渡します。

第5ラウンド、フローズン・フィストはウェイブスロウアーに7ダメで倒しました。炎のエレメントが常に強に。その後治癒4スノウダンサーはボスを押し出し、インフューザーにリジェネ。インフューザーもバナースピアに治癒2とリジェネ。

第6ラウンド、バナースピアはボスにカーン。ボスはスペシャル2で、バナースピアに13ダメ、これは保護で6ダメで、ま〜君受けます。クロウクラッシャーはスカ。ウェイブスロウアーはライトニングイールを召喚。

第7ラウンド、ライトニングイールはバナースピアに4-1ダメ。クロウクラッシャーは反撃、装甲。ボスはまたスペシャル2、バナースピアに11ダメで、ま〜君これはカード捨ててキャンセル。フローズン・フィストはジャンプ、移動経路途中の敵を攻撃で、ライトニングイールに3ダメ、クロウクラッシャーにカーン、ウェイブスロウアーに5ダメ、武装解除、マインドスニッパーに3ダメ。素晴らしい!

インフューザーはマインドスニッパーに6ダメ、クロウクラッシャーにカーン。マインドスニッパーはフローズン・フィストに(5-1)/2=2ダメ、錯乱、インフューザーにも5が2ダメ。保護はありがたい。スノウダンサーはバナースピアとインフューザーに治癒1と保護。ジャンプして、クロウクラッシャーを押し出して危険地形で3ダメ。

バナースピアはジャンプ、ウェイブスロウアーに4ダメで倒し、マインドスニッパーにも7ダメ、流血。これで、風のエレメントが強に。

第8ラウンド、マインドスニッパーは反撃5を構えます。ライトニングイールはフローズン・フィストに2-2ダメ。フローズン・フィストはマインドスニッパーを3ダメ、ライトニングイールに5ダメでどちらも倒します。クロウクラッシャーにも根性の2ダメ。これで、氷のエレメントが強に。ボスはスペシャル2で、フローズン・フィストに11ダメ、これはモロさん無敵アイテムでキャンセル。インフューザーはクロウクラッシャーになんと12ダメ。クロウクラッシャーはインフューザーに1-1ダメ、反撃で死亡。これで光のエレメントも強に。これで、全ての副官が倒されました。

スノウダンサーはバナースピアに治癒と強化。バナースピアは味方二人を移動させて、隣接させます。
第9ラウンド、ボスはインフューザーに13ダメは保護で6ダメ。ウェイブスロウアーを召喚。

インフューザー、フローズン・フィストは持っている破片を全部バナースピアに手渡します。
暗闇と金切り声。もう一人のファントム・ラーカーが倒れ、体から黒い液体が噴き出す。これで6体。ついさっきまで甲羅と影の凶暴な結び目だったラーカーたちが死に、王となるはずだった者だけが残った。

だがこの深淵の王は物怖じしない。彼の目は黒曜石の眼球で、底なしの憎しみで君を見下ろしている。


特別ルール
マットの上に珊瑚の欠片が6つすべてあるキャラクターは、深淵の亀裂にダメージを与え、状態異常を適用できるようになった。これには、そのキャラクターが強制移動アビリティを実行した場合、負のヘクスからのダメージも含まれる。

バナースピアはボスに攻撃が通るようになりました。持っているアイテムを全部使ってボス攻撃、そしたらなんと驚愕の30ダメージ!(^_^;
ついでに押し出して、危険地形で3ダメ。いきなりボスのHPは9になってしまいました。
第10ラウンド、バナースピアがフローズン・フィストに破片を全部渡して、フローズン・フィストが最後ボスに26ダメ与えて倒してクリアしました。(^_^;

潜水艇は激しく損傷し、船内の明かりは神経質に点滅し、船窓にはひびが入った。しかし、君は生きており、最後の破片を持っている。

時間を無駄にできない。祭壇に戻り、先程と同じように慎重に破片を並べた。呼吸は浅く、空気は薄くなっている。海上に戻るべきだとわかっていても、今離れるわけにはいかない。欠片は、君が始めたことを終わらせるよう、君に強いている。

薄闇の中でサンゴの破片が一緒に動き、ひとつが次のピースに繋がり、最後には半分ずつの2つになった。そして海の底で、君は胸を高鳴らせながら、最後のピースをひとつにした。

光。白と金の痛いほどの閃光。さっきまで珊瑚の塊にすぎなかった破片が、黄金の輝きを放つ曲線・・・王冠へと姿を変えた。君が幻影で見た通りの姿だ。光と力の輝きに満ちたサークレット、新時代の歓喜に満ちた道標。それは光を放ち、マリーゴールドの輝きでドームを満たした。

ラーカーたちが反応するのに時間はかからなかった。彼らは大挙してやって来て、最初はドームの入り口でためらい、この驚くべき輝きの源に尻込みしたが、やがて勇気が戻り、本格的に部屋を埋め尽くした。帝国の復活に答えて、数千体のラーカーが到着した。彼らはドームを埋め尽くし、ゴツゴツした手足と興奮したさえずりであらゆる出口を塞いだ。

ドームの一番奥の入り口に長身のラーカーが現れ、集まった群衆が道を空ける中、前に進み出た。驚いたことに、君は「浅瀬の太陽」に見覚えがあった。このラーカーとの出会いから君のこのクエストは始まったのだ。しかし、このラーカーはそれ以来、沢山の傷を負っていた。戦争が大きな犠牲をもたらしたようだ。ラーカーの足のうちの2本はなく、片方の目は永久に閉じられている。その甲羅には無数の戦いで負った傷跡が刻まれているが、それでも「浅瀬の太陽」はバランスを取るために爪を使い、ゆっくりと前に進んだ。

彼女は君のところにくると、台座の反対側に立ち、昔、初めて君を歓迎したときのように、心のエコーの挨拶を繰り返した。「浅瀬の太陽」が王冠を掲げると、王冠も期待に胸を膨らませるかのように、それに答えて不気味なキーンというシンフォニーのエコーを返した。

たちまち彼女は変身した。ドーム全体に放射された光が下へと流れ落ち、王冠をかぶった者に注ぎ込まれた。ラーカーは新たな力を宿し、満たされた。その光は王冠をかぶる者に降り注ぎ、その甲羅に精巧なデザインを刻み込んだ。複雑な金線細工が連なり、王権を示す入れ墨の大きなタペストリーを形成し、それぞれの線は朝日のように輝いた。

戴冠式が終わり、ラーカーの女王は君に向き直った。彼女のビジョンははっきりと、力強く、意図を持って君に迫ってくる:ラーカーに悟りの新時代が始まり、それに伴い、海の民と陸の民の沿岸集落の間に統一と平和がもたらされる。ビジョンには感謝が満ちあふれ、温かく喜びに満ちている。君はラーカーに最大の宝を返却し、それとともに彼らの希望も返したのだ。幻影は消え、「浅瀬の太陽」は爪を立て、深々とお辞儀をして敬意を示した。集まった群衆がお祝いのために爪を鳴らすと、周囲の水が踊った。

帝国を再建するラーカー達を海の中に残し、水上に戻ってクルーと合流する間も、彼らの感謝の気持ちは胸から消えなかった。

航海士が帰路の進路を決めると、君は乗組員たちに波の下での旅の話を聞かせた。悲惨な話だ。帰路の数週間の間、君はそれを何度も語ったが、1つの事だけは話さなかった。それは再浮上して以来、ずっとつきまとってきた感情だ。フロストヘイブンに近づき、ラーカーの街との距離が遠ざかるにつれて、この感情はますます強まった。最初はそれが何なのかわからなかったが、長い夜、月明かりに照らされた波を見つめて考えた末に、君は確信した。それは 決して手に入れることのできないものを手に入れたいという渇望、それは王冠の持つ深く、容赦ない引力なのだ。


報酬
士気を2、繁栄を1獲得。それぞれ30経験値獲得。
ラーカーのロックされているクラスを解放する。
「Crown Reunited」キャンペーンステッカーを獲得。
すべての開拓地イベントデッキからすべてのラーカーイベントを取り除く。 夏の開拓地デッキにイベントSO-48を、船デッキにイベントB-17を追加する。 タウンガードデッキにカード1枚(50枚)を追加する。

開拓地フェイズ
開拓地イベント WO-71
フロストヘイブンのゲート前に道に迷ったというキャラバンがやってきた。門を開けて欲しいと頼んでいる。真冬に旅人なんておかしいと思ったが、入れてやることにしたら、襲ってきた。
攻撃45、標的4で、建物1つが損傷。


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