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フロストヘイブン シナリオ63 The Savvas Seal

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
ロードイベント WR-49
道中で雪が強くなってきたため、近くの洞窟に非難した。奥にある扉には炎と風の紋章があり、持っていた炎と風の描かれた鍵が光り始めた。すぐにドアを開けるか、後日に戻ってくるかの選択で、後日戻るを選んだ。
シナリオ105 Ruins of the Equinox 解放

これが終わったら、すべてが終わって世界の崩壊を防ごうと北部中を走り回らなくて済むようになったら、二度と地下には降りないと君は誓った。たとえ地下室にでも。だが今この瞬間、まさにその場所に君は立っている。

君はトンネルの中にいる。銅首山脈の地下に掘られた、完璧な円形のトンネルだ。しかしこれまで通ったトンネルとは異なり、このトンネルは特別だ。なぜなら、君が通り抜けるまさにその瞬間に掘り進められているからだ。クレインが君の前を、肩に担いだ封印装置を掲げて歩いている。その前方にはトンネル掘削者たち、シャターソングの一団がいる。彼らは二列縦隊で山を掘り進みながら着実に前進するが、道具や機械で掘削するのではなく、自らの声を用いている。その仕組みは全くわからないが、水晶のサヴァスは低く安定した唸りを発し、前方の岩盤を不安定化させる。すると岩は密度の高い石から、雲母に似た柔らかな灰色の物質へと変化する。彼らが壁を軽く叩くだけで、変質した岩は崩れ落ち、代わりに広く完璧な円筒形の通路が現れるのだ。

この一時間ほど、君は彼らのこの奇跡を見てきた。そして君はこれからも彼らに魅了され続けただろう。クレインがさっき、あまりにも不吉なことを口にしなければ。君は彼にもう一度言ってと頼んだ。

「あ〜」彼は咳払いをした。「僕らの計画にはちょっとしたつまずきがあるかもしれないと言ったんだ。いや、つまずきですらない。くしゃみ程度のものだ」

くすん。息をするのを思い出した。五つ数える。彼に丁寧に説明してほしいと頼み、それと、もし差し支えなければ、 なぜ彼が、皆がサヴァスの生命の源に侵入しようと決める前に、それについて言及しなかったのか説明して下さいと懇願した。

「まあ、君を心配させたくなかったんだ」

君はこのことを考えた。手が思わず握りしめられる。すると君の表情の何かが、クアトリルに説明を急がせた。

「ああ、わかった。たぶん、そのうち自然に解決すると思ってたんだ。ほら、そんなに深刻な問題じゃない、ただ覚えておくべき変数ってだけさ。」

君は彼に続けるよう身振りで促した。

「第三の封印だ。第一の封印がどこにあったかはわかっている、アンフェッテッド、いやクアトリルの複合施設だった。第二の封印のも場所もわかっている。サヴァスの生命の源だ。だが第三の封印は」クレインは顔をしかめた。「まあ、この第二の封印が確保されるまでは正確な場所はわからないだろう。問題は、この第二封印を確保した途端、ハービンジャーが全ての注意を第三の封印に集中させることだ」

前方からシャッターソングが手招きをした。彼らは目的地に近づいている。

「川を想像してみてほしい木々や岩、黒い水、デーモンや骨、死に満ちた大きな川を。さて、その川には三つの出口があるとしよう。もしその出口のうち二つをせき止めたら、その川は突然、流れる場所を一つしか持たなくなる。」

シャターソングたちは歩みを緩め、一人を除いて全員が脇へどいた。最後の一人のサヴァスは前で待機し、最後の壁を突破する準備を整えている。

「つまり」とクレインはささやいた。「この出口をせき止めた直後、我々は巨大な怒れる水の塊と最後の封鎖地点まで競争をすることになる。封鎖の場所が極端に遠くない限り、さほど問題にはならないはずだ」

君はクレインの「鼻をすする仕草」に対する本音をぶつけるつもりで、何か冷たい言葉を口にしようとした。その時、最後の壁が崩れ落ち、トンネルは広大な乾燥したドームへと開けた。クレインは君に軽く敬礼すると、止める間もなく走り去った。そうして会話は終わった。君は歯を食いしばり、怒りを押し殺す。仕事に取りかかる時だ。

ここは、ハービンジャーが眠る場所とサヴァスの生命の源との間の空間だ。ハービンジャーはこの生命の源を創り出し、それを利用してサヴァスに影響を与え、彼らを意志を持たないな手先へと変えている。君はこの生命の源を消滅させるつもりはないが、封印を強化すれば、下から滲み出る腐敗を遮断できるはずだ。

クレインは洞窟へと駆け出し、心臓が飛び出しそうな断崖の縁に立つと、飢えた鉱夫がつるはしを振りかざすように三脚を掲げた。頭の中でサタの疲れ切った声がこだまする「どうして貴方達は、あの地下墓地で、もっと静かで素敵なクアトリルを見つけられなかったのよ?」

クレインが装置を地面に突き刺すと、その衝撃で周囲が轟音を立てて揺れた。怒りの渦が部屋の四方から巻き起こる。ハービンジャーの手先たち、その意志に従うサヴァスの守護者たちが、君を見つけたのだ。裂け目から湧き上がる音は、あまりに大きく、あまりに怒りに満ちていたため、一瞬、息をのむほどだった。するとサヴァスたちが、凶暴な魔力を沸騰させて岩場を駆け抜け、狂乱したように突進してきた。

クレインは装置を作動させ、君と目を合わせた。言葉は交わせないが、その視線の意味は理解している。今だ。全ては君にかかっている。


クレインはaの位置から動かず、HPは18です。彼が死亡したら負けで、12ラウンド経過したらシナリオクリアです。彼をターン中に攻撃することができるモンスターは、彼を最優先にフォーカスします。毎ラウンド、エリートのサヴァスが1体、発生します。

第1ラウンド、サヴァスアイスストームはいきなりノーマルのウィンドデーモンを召喚。

第2ラウンド、フローズン・フィストが一気に前進、ウィンドデーモンとサヴァス2体の攻撃を一手に引き受けてくれます。ウィンドデーモンから5-4ダメ、反撃2。ラバフロウから3-2ダメ、毒、流血。アイスストームから3ダメ。
他のみんなは移動のみ。手前からもじきに敵が出てくるので、フローズン・フィストを助けに行くわけにはいきません。

第3ラウンド、デスウォーカーがシャドウトークン使ってウィンドデーモンに3ダメ与えて倒してくれました。シャターソングも前進して不可視に。アイスストーム2体はフローズン・フィストに3+2ダメ。ラバフロウはフレイムデーモン1体を召喚。

第4ラウンド、ボロボロになったフローズン・フィストは後退、治癒6。ラバフロウは治癒のみ。フレイムデーモンも移動なし。シャターソングも後ろに下がります。アイスストームも移動せず、スカ。デスウォーカーはアイスストームに4ダメ、呪いx2。メタルモザイクは、まったく活躍できず・・・。

敵に意思を乗っ取られたサヴァスたちと戦うのは気持ちの良いものではないが、君はやるべきことを理解している、成功しなければ全てがどうなるかを。

こうして、君はクレインに時間を与えるのだ。彼の装置は徐々に力を蓄えつつあり、その効果がサヴァスたちに現れ始めている。彼らの力は衰えつつある。


特殊ルール
以後、全てのモンスターは流血を得る。これは治癒によっても除去されない。

第5ラウンド、メタルモザイクが待ち構えていたのと逆方向にアイスストームが発生。

フローズン・フィストはペットのウーズを使って、敵のすぐ前に3ヘクス障害物を配置。

デスウォーカーは相変わらずシャドウトークンを使ってアイスストームに4ダメ。シャドウトークンはフローズン・フィストに治癒3。敵は障害物もあってほとんどなにもできず。

第6ラウンド、ついにメタルモザイクの隣にラバフロウが発生しました。

しかし、コイツが移動5で、近接攻撃圏内にクレインが入っています。そこでペットのHIROICSを使って、メタルモザイクが1ヘクス右に移動。ラバフロウがクレインを攻撃できないようにします。

ラバフロウはフローズン・フィストに2-2ダメと3-2ダメ、毒、流血。メタルモザイクにはスカ、流血。メタルモザイクはこのラバフロウに5ダメ、気絶、治癒4。フレイムデーモンは流血でなにもせずに死亡。アイスストームはフローズン・フィストに4ダメと6ダメ、1体はクレインを攻撃して4ダメ。シャドウトークンはラバフロウに3ダメ。

第7ラウンド、フローズン・フィストは右下のアイスストームの召喚を防ぐため、牽引3。氷を配置。周囲3体に固定1ダメ、さらにポーションで治癒6。メタルモザイクとデスウォーカーも周囲を固めます。

シャターソングは下のアイスストームに4ダメ、朦朧の粉末で気絶。

ラバフロウはアースデーモン、アイスストームはフロストデーモンをそれぞれ2体ずつ召喚。

第8ラウンド、フローズン・フィストは治癒6。でもアイスストームはそのフローズン・フィストに5-1ダメ、5-1ダメ、さらに8ダメでこれはカード捨ててキャンセル、そしてシャターソングに6ダメ。フローズン・フィストは移動、装甲(間に合わなかった)。シャターソングとメタルモザイクは近くの敵に2〜3ダメのみ。デスウォーカーはラバフロウ2体に6ダメと5ダメ、フローズン・フィストに治癒4。ラバフロウはメタルモザイクにスカと4-1ダメ、とデスウォーカーに2ダメと2ダメ、フローズン・フィストに4ダメと4ダメ。周囲にスプラッシュダメージ2。

特殊ルール
以後、モンスターは流血の他に不利を得る。

第9ラウンド、出現パターンが変わり、エリートのアースデーモンとフレイムデーモンが1体ずつ発生。

フローズン・フィストは氷を置いて、その上と周囲に攻撃、フロストデーモンに4ダメ、アースデーモンに5ダメと5ダメと4ダメ、ラバフロウに4ダメと2ダメ。すごい。

デスウォーカーもシャドウトークンを動かして、周囲に攻撃1。アイテムたくさん使って、アースデーモンに10ダメでキル、もう1体のアースデーモンも6ダメでキル、ラバフロウに7ダメと7ダメ。ラバフロウはまたアースデーモン2体を召喚。
第10ラウンド、エリートのウィンドデーモンとフロストデーモンが発生。

フローズン・フィストは治癒9。デスウォーカーはエリートウィンドデーモンに5ダメ。メタルモザイクもコイツに5ダメで倒しました。この後はたくさんのモンスターがクレインを攻撃したり、フローズン・フィストを攻撃したりして大変。クレインは2ダメ、流血、毒。さらにアイスストームに7ダメ受けて、モロさんがカード捨ててこれをキャンセル。エリートのアースデーモンはメタルモザイクを攻撃して5-4ダメ、足止め。シャターソングにも4ダメで、これもカード捨ててキャンセル。フローズン・フィストは6-3ダメと5-3ダメくらうも、まだ大丈夫。シャターソングは強力攻撃で、ラバフロウに4ダメと3ダメ、アースデーモンに3ダメ、フロストデーモンに2ダメ。
第11〜12ラウンド、また出現パターンが変わります。

特殊ルール
以後はモンスターは流血、不利に加え、攻撃-1。キャラクターは攻撃+1。

たくさんの敵がクレインを攻撃するも、ひたすらカード捨ててキャンセル。みんなもボロボロになりながらも、辛うじて生きている。

なんとかクレインを生き延びさせて、12ラウンドを耐えきって、クリアしました。

これらのサヴァスは決して諦めない。君がハービンジャーの腐敗の影響を断ち切ろうと脅す限りは。この邪悪な力は数世紀をかけて岩の化け物を育て上げ、軍隊へと鍛え上げてきた。そして今、君が最後の一撃で彼らを解放しようとしている。

クレインの装置が完了した:白いリングがハービンジャーの封印の上で今やうなりをあげ、古代の魔力が完全に再充填され、深くて鮮やかな赤へと変わった。君はサヴァス達がさらに激しい怒りを持って君を襲い続けるだろうと身構えたが、彼らの中で何かが変わった。

封印が完全な力を得た今、岩の戦士たちの動きは鈍くなった。彼らの瞳には混乱が浮かんでいる、混乱と苦痛だ。君は彼らの力に何かの影響を与えた。すると、まるで高いドームに反響する鐘の音のように、戦場を覆うような轟音が響き渡った。シャターソングが発した声だ。その一人がたった一言叫んだが、君には理解できない言葉だった。

トンネルを掘るのを手伝った少数のシャターソングたちが、ドームの中心へと移動した。彼らを無視することはできない。その誇らしげに立つクリスタルの体は、封印の赤い鼓動に合わせて脈打っている。暗い瞳は天井を見上げている。最もむずかっていたサヴァスでさえ足を止め、彼らを見つめた。

腐敗の根源が断たれた今、操られていたサヴァス達はクリスタルの同胞たちの説明に耳を傾けた。彼らはハービンジャーの恐るべき意志と、シャターソングがその影響からいかに逃れて生きているかを語った。サヴァス文明は滅びる運命ではなく、解放されたのだ。もちろんそこに混乱はあるが、受容もある。シャターソングはここに留まる決意を固めた。彼らの下で眠る悪意から離れ、新たな方向へサヴァス達を導く手助けをするために。

しばらくして、クレインが君のそばに現れた。大きな装置を腕に抱えている。だが彼の肌は青ざめ、目は心配そうに大きく見開かれている。

「さっきの話だけど」クレインは急いで言った。「第三の封印の場所がわかった。ハービンジャーが全てのエネルギーを注ぎ込んでいる場所だ」

彼は首を振り、別の答えを探しているようだった。自分の計算に間違いがあることを願っているかのように。君が早く言えと促すと、彼は言った。低く、かすれた囁き声で。「フロストヘイブン」


街の繁栄度+2。
シナリオ64 Frosthaven Seal 解放。




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