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フロストヘイブン シナリオ91 Shoreline Scramble

注)このページの内容はネタバレ(Spoiler)を含んでいますので、これからプレイする予定の人は読まないことをお勧めします。
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継続シナリオなので、そのまま続けます。
風と波は容赦なく船を襲う。乗組員がいくら努力しても、フロストヘブンの安全な港から離れ海岸線に吹き寄せられるのを止められない。さらに厄介なことに、この海岸線には避難できる入り江がなく、崖が迫っているだけだ。
そして、最悪の事態が起こった。主帆が破れ、ぼろぼろに引き裂かれた。
「船を捨てろ!」。船長が叫び、乗組員たちはボートを降ろそうと奔走した。君も同じように、小型ボートの1隻を海面に下ろすことにぎりぎり成功した。ラッキー・レディ号が海岸のゴツゴツした岩の上で粉々に砕け散る中、君たちはボートに乗り込み、猛然と漕いで岸に向かった。
ボートの下、深海からひび割れるような光が浮かんできた。凶暴なライトニング・イールの放つ光だ。吹き荒れる風の中、海に投げ出された誰かの悲鳴が聞こえる。君の心のどこかでは、それがラトゥスカであってほしいと願う気持ちがあった。あのヴァームリングと偶然出会ったことから、こんな不幸が始まったのだから。
必死でボートを漕ぎ、何度も転覆しそうになりながら、君はボートを迫りくる崖と怒りに満ちた灰色の海に挟まれた細長いビーチに着岸させることに成功した。だが、よろめきながら上陸すると、問題はまだ終わっていないことに気がついた。君の両側から、威嚇するようにこちらに向かってくるラーカーたちがいる。ビーチのずっと先、バラバラになったラッキー・レディー号の残骸の向こうは、崖が少し低くなっている。あの場所までたどり着ければ、安全を確保できるかもしれない。だが、それはきわどい競争になりそうだ。
特別ルール
マップはランダムに引いた1〜4の数値トークンにしたがって、シナリオに指定されようにセットアップする。マップの左端をキャラクターが通過すると、一番右のタイルを除去し、左に繋げてセットする。その際はランダムに引いた数値トークンにしたがってセットアップを行う。このように2回スクロールしたら、マップ左端が脱出ヘクスになる。全てのキャラクターが脱出したらシナリオクリア。誰かが脱落したらシナリオに敗北する。
チャレンジ
継続監視: まだ行動していない敵を攻撃する際は不利、既に行動した敵を攻撃する際は有利。
風上: 敵の遠距離攻撃は射程+1。移動は+1。
両側から挟み撃ちにされているマップ配置で、4種類のマップがシナリオに指定されていて、開始時ランダムに選ばれました。右側にはノーマルのライトニング・イール(HP
4、移動3、攻撃2)が1体と、エリートのラーカー・マインドスニッパー(HP 11、移動3、攻撃4、標的2、貫通4、錯乱)が1体、エリートのラーカー・クロウクラッシャー(HP
14、移動3、攻撃4、装甲2、標的2、損傷)が1体、エリートのラーカー・ウィンドスロウアー(HP 11、移動2、攻撃2、足止め)が1体います。左側には、エリートのライトニング・イール(HP
6、移動4、攻撃3)が2体と、エリートのラーカー・クロウクラッシャーが2体います。
第1ラウンド、ブリンクブレイドが右に移動、ライトニング・イールに2+3ダメで瞬殺。さらにマインドスニッパーに2ダメと呪い。インフューザーもこのマインドスニッパーに流血と武装解除。

マインドスニッパーは武装解除されているのに、なぜかブリンクブレイドに隣接1ダメ。ジェミナイトはこのマインドスニッパーに4+4ダメで倒しました。HIVEはマシンボルターを召喚。
第2ラウンド、クロウクラッシャーは装甲、反撃。マシンボルターはクロウクラッシャーにカーン。

HIVEもクロウクラッシャーにカーン、毒。アーキング・ジェネレーターをついでに召喚し、移動させます。

ジェミナイトは右の方でクロウクラッシャーに2ダメ、毒。

ウェイブスロウアーは水場タイルを置いて、そこにエリートのライトニング・イールを召喚。

第3ラウンド、マシンボルターがクロウクラッシャーに2ダメ、トランスファー。マシンボルターは引っ込み、その位置にHIVEが出現。マシンボルターの場所にはトキシック・ディストリビューターが出てきます。続けてアーキング・ジェネレーターが同じクロウクラッシャーに5ダメ、錯乱。後から考えると本来ならばここで終わる筈だったのですが、ルールを間違えて、順番が早いトキシック・ディストリビューターにもターンを行動させてしまいました。トキシック・ディストリビューターが攻撃して2ダメ、トランスファー。HIVEがトキシック・ディストリビューターの位置に出現して、HIVEの位置にマシンボルター出現。それで、順番からいってまたマシンボルターが攻撃、2ダメ、トランスファー。するとその位置にHIVEが出現してHIVEの位置にトキシック・ディストリビューター出現。それでトキシック・ディストリビューターがまた攻撃して4ダメでクロウクラッシャーを倒した・・・ことになってしまいました。さすがにこれは都合良すぎでした。
HIVEはエリートライトニング・イールに5ダメ、毒と、もう1体のクロウクラッシャーに1ダメ、毒。

クロウクラッシャーはインフューザーに3-3ダメ、毒と、ブリンクブレイドに1ダメ、毒。さらにHIVEに2ダメ、毒と、トキシック・ディストリビューターに2ダメ、毒。ブリンクブレイドはクロウクラッシャーに1ダメ、流血。ライトニング・イールはアーキング・ジェネレーターに3ダメ。
第4ラウンド、インフューザーはクロウクラッシャーに2ダメ与えてから左に移動。HIVEが一人(+召喚獣たち)で頑張っているのを支援しに向かいます。ブリンクブレイドも喪失カードを使って左に移動7。

ライトニング・イールに3ダメで倒し、クロウクラッシャーにも2ダメ、流血、呪い。アーキング・ジェネレーターはクロウクラッシャーに3ダメ、トキシック・ディストリビューターもこいつに2ダメ。HIVEはトキシック・ディストリビューターにトランスファーしてリアセンブル、毒を治癒します。

ジェミナイトも移動のみ。クロウクラッシャーはジェミナイトに6-4ダメ。

さらにブリンクブレイドに7ダメ、損傷と、HIVEにも7ダメ、これはカード除去してキャンセル。
第5ラウンド、アーキング・ジェネレーターがクロウクラッシャーに5ダメ与えて倒しました。HIVEはこのアーキング・ジェネレーターにトランスファーして治癒。ジェミナイトはブリンクブレイドに治癒を飛ばす。ブリンクブレイドは自身とHIVEに治癒。インフューザーはブリンクブレイドに移動3与えて、治癒5。クロウクラッシャーはジェミナイトに6ダメ。
第6ラウンド、クロウクラッシャーはジェミナイトに1ダメ、足止め。装甲2。ジェミナイトはこのクロウクラッシャーにカーン。トキシック・ディストリビューターも別のクロウクラッシャーにカーン。でもHIVEがこのクロウクラッシャーに6ダメ与えて倒しました。

第7ラウンド、大体敵がいなくなったので、HIVEは自身とトキシック・ディストリビューターに移動4。他のみんなも移動のみ。ウェイブスロウアーが後ろから追いかけてくる。

ブリンクブレイドは左端で待機。

第8ラウンド、ブリンクブレイドが左端を越えてスクロール1回目。

全部エリートで、マインドスニッパー1体、ウェイブスロウアー1体、クロウクラッシャー1体、ライトニング・イール1体がいました。ブリンクブレイドはライトニング・イールに1+3ダメ、呪いと、クロウクラッシャーにスカ。磁力のケープを使ってテレポート20して右の方に戻ります。インフューザーはウェイブスロウアーに流血と武装解除。

トキシック・ディストリビューターはウェイブスロウアーに2ダメ、毒。HIVEもコイツに6ダメ。

第9ラウンド、みんな移動のみ。左に向かいます。
第10ラウンド、クロウクラッシャーは装甲2。ジェミナイトはクロウクラッシャーに固定2ダメ与えて、ジャンプ4。

ブリンクブレイドはクロウクラッシャーにカーン、もう一回攻撃して3ダメ。HIVEはモードが貫通5の攻撃-1になっていて、このクロウクラッシャーに4ダメ。ウェイブスロウアーはライトニング・イールを召喚。

第11ラウンド、クロウクラッシャーは装甲2。トキシック・ディストリビューターはコイツに毒、カーン。HIVEもコイツに4ダメ、トランスファー。ジェミナイトはライトニング・イールに3ダメ、押し出しとウェイブスロウアーにスカ、足止め。インフューザーは移動のみ。マインドスニッパーはジェミナイトに4ダメ、錯乱。

第12ラウンド、マインドスニッパーは反撃3。クロウクラッシャーはHIVEに2ダメ、足止め、損傷。インフューザーはクロウクラッシャーに流血、カーン。ウィンドスロウアーはジェミナイトを足止め。アーキング・ジェネレーターがクロウクラッシャーに2ダメで倒しました。HIVEはこれにトランスファーしてリアセンブル、いったん召喚獣を引っ込めます。

ブリンクブレイドは大きく左に移動、ウェイブスロウアーに12ダメ、ライトニング・イールに6ダメ与え、どちらも瞬殺。すごい。

第13ラウンド、マインドスニッパーはジェミナイトに3ダメ。ライトニング・イールはジャンプ7して、一気に右に移動。ブリンクブレイドに1ダメ、インフューザーに2-1ダメ。ブリンクブレイドはジャンプ5して、マインドスニッパーに2+3+3ダメ、流血で、また瞬殺。

インフューザーは移動+1、ジャンプのインフュージョン、ライトニング・イールに4ダメで倒し、劇症のフラスコを使ってもう1体のイールにも4ダメ。HIVEはその弱ったライトニング・イールを捕獲します。ここでピラニアピッグを使ってみんなで略取。盤面が綺麗さっぱりになりました。

第14ラウンド、みんな左に移動。インフューザーはHIVEに移動3を付与します。助かった。
第15ラウンドもみんな移動のみ。インフューザーはジェミナイトに治癒5あげます。
第16ラウンドも移動と休憩。
第17ラウンド、インフューザーが隣にスクロール。 全部エリートのマインドスニッパー1体、ライトニング・イール1体、ウェイブスロウアー1体、クロウクラッシャー1体がいます。インフューザーはマインドスニッパーをすかさず流血、武装解除。ブリンクブレイドは一気に左に進み、2体に遠距離攻撃。

マインドスニッパーに9ダメ、ウェイブスロウアーに9ダメ。(^_^; 誘惑のベルをクロウクラッシャーに使います。これで、危険地形を無視してヤツはブリンクブレイドに進んでくることに。そのクロウクラッシャーは危険地形踏んで2ダメ、ブリンクブレイドに3ダメ、毒。でもこの直前にブリンクブレイドはインターセプト、クロウクラッシャーに4ダメ、呪い与えました。ジェミナイトはジャンプ5して、ウェイブスロウアーに4ダメで倒します。

第18ラウンド、マインドスニッパーは流血で死亡。クロウクラッシャーはブリンクブレイドに6ダメ、損傷。ジェミナイトはクロウクラッシャーに1ダメ。HIVEもコイツに3ダメ、インフューザーはライトニング・イールに4ダメ。
第19ラウンド、ブリンクブレイドがクロウクラッシャーに6ダメで倒します。あとはライトニング・イールを倒して、みんな左端から脱出してシナリオクリアしました。(^_^)
ついに君は崖の端にたどり着き、安全な場所まで斜面をよじ登ることができた。 眼下の浜辺では、獲物が逃げ出したことに腹を立てたラーカーたちが、パチパチと爪を鳴らしている。その向こうでは、突然やってきた嵐がようやく収まりつつある。雨は小降りになり、時折強い風が吹くだけになった。
近くの茂みの陰から声が聞こえた。慎重に近づくと、ラトゥスカが手を差し出し、2人組の泥まみれの船乗りがその手のひらのコインを数えているのが見えた。
君が近づくと、彼女は振り返った。「よく走ったわね。でも、私はあなたが成功すると思っていた。実際、私はそれで賭けをしたのよ。」
君は怒って彼女を見つめた。きっと彼女は、ラーカーたちとの戦いで少しは助けになったはずだ。「そんなに怒らないで。言ったように、あなたが成功するのはわかってたし、実際成功したのだから、それでいいでしょ。それに、フロストヘブンに戻るにはまだちょっとした旅が残ってるんだから、みんなで仲良く協力しましょうよ。」
報酬
木材2。モラル+1。
チャレンジのチェック3つで、タウンガードパーク1つを獲得。
17.2
「それを説明しようとしているんだ!そこには灯りがあって、全体が・・・まだ使われているみたいに、ブンブンうなっていたんだ!」若い男が役場のイノックス記録係のグリントに懇願している。「調べに行かせられる衛兵が何人かいるはずだ。もし、あのオートマトンたちが攻撃を準備していたら、どうするんだ!俺はこの情報を持ち帰るためにホワイトファイヤーの森を超えてきたんだ。無視しないでくれ!」
イノックスは、非常に公式っぽい書類にスタンプを押し、今この報告を受けるには忙しすぎることを全身全霊で伝えた。「そうですか、台帳を確認したところ、今は衛兵がいません。」
「君は帳簿をチェックなんてしていない!そのページにスタンプを押しただけだ!」この若者は言葉を重ねるごと声が大きくなった。
グリントは不機嫌そうに首を振った。「それは精神的な台帳だ、そして私は・・・」彼は君たちが歩いているのを見つけた。「おい、お前たち!生きのいい仕事だ。この男がロボットを見たと言っている。今すぐ行ってくれ。」
その男は、安堵の表情を浮かべながら、君に駆け寄った。「いいえ、ロボットを実際に見たわけではありませんが、明らかに何かがまだ動いています。せめて見に行ってもらえませんか?」
シナリオ96 Underground Station 解放
開拓地フェイズ
開拓地イベント WO-22 敵が攻めてきた。城壁の外に打って出るか、中で守るかの選択で、守る方を選んだ。攻撃30、標的5。兵士を使わずに、全て防御成功。
建造フェイズ
Craftman Level 8


街の繁栄度+1。
Tavern Level 3
街の繁栄度+1。
113.1
「海には名誉しかない。そしてエール。」ダイナは首から金の鎖を外し、最後の古代のコインをテーブルの上に置いた。「あなたにその場所を教えるわ。海賊女王の財宝を持ち帰るのはあなた次第よ。片耳バーティーの足元からそれをかっさらって。あのクソ野郎は決して気づかないでしょう。」
ダイナは酒場のブースから足取り軽く立ち上がった。だが数メートルも歩かないうちに、突然、怒りの形相で君のほうを振り向いた。「もし私の分け前を持ち逃げしたら、私は死ぬまであんたを追いかけて、あんたの死体から最後の一滴まで精気を絞りとるわよ。100年後、あんたの灰から生命を引き出す植物が、あんたの裏切りという害悪に染まって、舌の上で苦くなるのを見届けるからね」。
そう言うと、彼女はバーの上に登り、客に向かって叫んだ。「ラストオーダーよ、お馬鹿さんたち!あたしの運が変わる素敵な予感がするの。」
ブツブツ言う客達を追い出した後、フロストヘブンの城壁からほんの数分外れたところにある氷の洞窟に、ダイナ・スナップクローが案内した。寒さにもめげずに彼女はまっすぐ歩き、岩の上をよじ登った。
その短い旅の間に、彼女は君にこれまでの古代の歴史を語る機会を与えてくれた。「海賊女王は、後にも先にも例がないほど多くの戦利品を獲得したの。海賊の王族という称号を得たクアトリルだった。彼女は誰も信用しなかった。少し偏執的だった。乗組員をロボットと交換して、自分の意思を持つ者を周囲に置きたがらなかった。でも王冠は標的になる。手下の何人かが陰謀を企てた。奴らは彼女を罠にはめたの、彼女に戦利品を諦めさせようと思って。結局、彼女は彼らよりも頭がおかしくて、自分自身と機械の仲間達を永遠に封印した。彼女が手に入れられないものは誰も手に入れられないようにしたの。」
「反乱を起こした者たちは、他の乗組員が彼らのしたことを耳にした後では、あまり長くは生きられなかった。海賊の命はあんたたち陸上生活者より短い。でも、彼らは少なくとも女王の永遠の墓を残した場所に印をつけるというアイデアを持っていた。彼らは当時のコインを使っていた。正しいコインを見つけることができれば、それは特定の装置の鍵になるの。」
ヴァームリングは洞窟の奥にある照明台に松明をセットした。腕を大きく動かし、岩に彫られた石についた霜を払った。
「あたしがフロストヘブンに来たのは、酒場としていい場所だからだとは思わないでしょう?みんな、チップの払いは渋いしね。でも、この場所を監視したかったのよ。コインを正しい場所に置けば、反乱者達が海賊女王と財宝を埋めた場所がわかるわ。」
古代のコインを獲得。
WO-79とSR-50をデッキから除去
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