バトルロアづくし 本文へジャンプ
Roc and a Hard Place

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シナリオビルダーで一番人気の高いシナリオをOkaさんとプレイしました。「ダカンの軍がウスクの根拠地を包囲攻撃している最中に、バリアン卿の乗るロック鳥ブライトウィングがバイパーの毒矢に傷付いてしまった。その傷を癒すため、ロック鳥は戦場のどこかに隠された。しかし、ロックの不在を知ったか、スパイが通報したかで、ウスクの軍勢は根拠地から雪崩出てロック狩りを始めた。」このマップには8枚のデプロイメントカードが置かれており、その中の1枚がロックのいる位置を示しています。ウスクのユニットがカードに隣接したヘクスで移動終了したら、そのカードをめくり、デコイなら破棄、本物なら、そこにロックウォリアーを配置し、残り全部のカードを廃棄します。ダカンは自分のVPステップに、中央の敵コマンドテントを支配しているなら1VP、マップに一枚もデプロイメントカードが残っていなければ1VPを得ます。ウスクのVPステップには、ダカンプレーヤーが1枚デプロイメントカードをめくります。次に、余っているロアを招集ポイントとして使用し、1個のユニットを中央に配置することができます。ただしフレッシュリッパーの招集コストは6ではなく、3となります。ダカンが6VPを集めたらダカンの勝利。ウスクがロックを倒したらウスクの勝利となります。なお、このシナリオではロックは傷ついているため、ユニットの特性は全て無効です。つまり、飛ぶことも、再移動することもできません。先攻はOkaさんのダカン。
OkaさんはEchelon Right。右手前のアーチャーが2ヘクス前進して、フレッシュリッパーを射撃、C, Mで、1退却。中央左のアーチャーは、バイパーリージョンを射撃、P, Pで、見事2ヒットしますが、2撃目はリッパーを狙い、L, Mで、1退却となります。右奥にいるアーチャーは、川向こうのバイパーを射撃、H, MとM, Sで、サポートされているため、全部はずれ。

sinyamagはDesperate Ploy。Weakユニットの出すCの目もヒットとなります。まずリッパーが3ヘクス前進してアーチャーを攻撃、M, M, Mで、1退却しかできないため、2ヒット。戦闘後前進、追加移動して、追加攻撃は、M, L, Pで、また退却できずに1ヒット、で潰滅させました。(^_^)
残り1体のバイパーはシタデルガードを射撃、L, Cが出て、Desperate Ployの効果でCで1ヒット。(^_^)


OkaさんはBattlemarchで3個にオーダー。アーチャーが2ヘクス下がって、残り1体のバイパーを射撃、M, Sで、退却できないため1ヒットで、潰滅。リバーウォッチライダーが4ヘクス右に移動し、フレッシュリッパーを攻撃、L, Lではずれ。反撃はなし。建物にいるシタデルガードもこのリッパーを攻撃、Flankingで+1d。P, P, S, Cで、2ヒット。反撃はM, M, Lで、2退却が2ヒットとなるところを建物で1ダメ無視して、1ヒット。
sinyamagはAttack Center。リッパー3個を移動させ、カードをめくる作戦に出ます。中央奥のリッパーは建物のシタデルガードを攻撃、L, L, Mで、はずれ。反撃はC, P, Hで、1ヒット。さて、ここで中央手前のリッパーが隣接したカードは・・・なんと本物のロックでした!まさかこんなに近い位置に配置していたとは・・・。これで、毎ターンOkaさんには1VPが入ることになります。リッパーは早速ロックを攻撃、M, L, Pで、退却不能による1ヒット。反撃はM, L, L, Pで、これも退却不能による1ヒット。sinyamagは3ロア払って、フレッシュリッパー1個をテント左下に配置します。

OkaさんはCounter AttackでAttack Centerをコピー。ロックは2ヘクス右、シタデルガードは2ヘクス左、アーチャーが1ヘクス右に移動。シタデルガードはリッパーを攻撃、M, S, Pで、退却できないため2ヒットで潰滅させます。アーチャーは川向こうのリッパーを射撃、S, Mで、1退却させます。まずOkaさん1VP。
sinyamagはAttack Centerで、5ロア払いUnrelentingをプレイし、追加のリッパーに+2dと+1移動力とし、ロックを攻撃させようとしますが、Okaさんは2ロアでRunic Bladeをプレイし、このカードを破棄させます。しかたないので、sinyamagはブラッドハーベスターを2ヘクス下げて、オブシーンもゴブリンラッシュで2ヘクス移動、バイパーリージョンは2ヘクス右に移動。まずバイパーがロックを射撃しますが、M, Sで、はずれ。家の中は固い。オブシーンはシタデルガードを攻撃、H, M, M, Pで、退却できない分で1ヒット。戦闘後前進します。ブラッドハーベスターはアーチャーを攻撃、S, H, Lで1ヒット。反撃はL, Cで、はずれ。sinyamagはまた3ロア払って、フレッシュリッパー1個を配置します。
OkaさんはDesperate Ployで、ロックとシタデルガードを1ヘクスずつ右に移動。これで2VP。
sinyamagはWedgeで、中央2個と両翼1個ずつにオーダー。リッパー2個とオブシーンがロックに向けてわらわらと集まってきます。まずリッパーが盾になっているアーチャーを攻撃、S, C, Lで2ヒット。反撃はC, Lではずれ。オブシーンは森の中からロックを攻撃、P, Lではずれ。反撃はM, Lで1退却。
OkaさんはAttack Left。さらに9ロア払って、Assaultをプレイ。このターン全ての戦闘にS, P, Mの目を追加します。シタデルガードはPursue 1があるので、戦闘後前進した後再攻撃できますから、もし上からの最初の攻撃でリッパーを潰滅させられれば、オブシーンを再攻撃でき、下からの攻撃で、オブシーンを潰滅させてリッパーを再攻撃、とどめをロックにさせる、という流れができます。恐ろしい・・・。さて、上のシタデルガードの攻撃は、S, P, L。これにS, P, Mを加えても2ヒット。なんとか踏みとどまったリッパーは、立派〜!(失礼)。(^_^;
しかも反撃はS, C, Hで、CはWeakでダメですが、相手は傷ついているので、Hもヒットとなり、2ヒットで潰滅。こうなると、オブシーンも退却しなくなります。下のシタデルガードの攻撃は、S, M, L。S, P, Mを加えても2ヒット。反撃はL, L, M, Pで1退却。ロックの攻撃はM, M, C, Pで、S, P, Mを加えても2ヒット。反撃はH, P, Mで、すでに1ヒットしているため、Hで1ヒット。さらに1退却します。これで3VP。
sinyamagはSurroundでオブシーンとリッパーを移動させ、ロックを取り囲みます。まずリッパーが攻撃し、H, L, Sで2ヒット・・・のところをOkaさんは2ロアでWall of Steel。1ヒットのみになります。反撃はS, H, M, Lで、リッパーは潰滅。しかし、オブシーンがとどめの攻撃、S, P, P, Hで、1ヒットし、これで4ヒットとなり、ロックは倒されたのでした。あっさり終わったようにも感じられましたが、Okaさんの前ターンの攻撃が成功していたら、こちらの右翼にはユニットがいないので、まだしばらくロックは逃げ回り、6VP稼がれてしまった可能性が高いと思います。あの攻撃を思いつくとは、さすがOkaさん恐るべし。よくできたシナリオだと思いました。