バトルロアづくし 本文へジャンプ

Mountain Giantミニ拡張

 

1.      中立ユニット
中立ユニットを入れるゲームの前には、使う予定の全ての中立ユニットの招集カードを一カ所にまとめてドラフトプールを作る。ある中立ユニットの招集カードが複数含まれていてもよい。

(ア)  中立ユニットのドラフト
セットアップの軍隊招集ステップの開始時に、中立ユニットの購入を行う。まず第1プレイヤーが、1枚の中立ユニット招集カードを、コストを払って購入することができる。購入を望まない場合はパスできる。次に、第2プレイヤーは、2枚までの中立ユニットを購入、またはパスすることができる。その後は、第1プレイヤーから交互に1枚ずつ購入することができる。両者が続けてパスしたら、ドラフトは終了する。その後は、残った招集ポイントを用いて、通常通りに軍隊の招集を行う。
・購入された中立ユニットはゲーム終了時までその軍隊のユニットとなる。
・購入されたユニットに付属のロアカード3枚は、カード入れ替えで使用可能になる。

(イ)  ロアデッキのカスタマイズ
セットアップの軍隊招集ステップで、個々のプレイヤーは5枚までのロアカードをデッキから取り除き、使用可能なロアカードと入れ替えることが出来る。同じロアカードは2枚までしかデッキに含むことは出来ない。

2.      新たな地形 

Rubble(廃墟)
・プレイヤーが”Crushing Force”ロアカードを使用したら、1個の建物タイルを取り除き、廃墟タイルに置き換える。
・ユニットが廃墟に進入したら、直ちに移動を中止しなくてはならない。そのターン中、後でユニットの能力やアドバンス等の他の効果により、また移動することはできる。
・ユニットが廃墟で移動を中止したら、そのユニットは1ダメージを受ける。
・廃墟の中に退却したユニットはそこで1ダメージを受け、その戦闘中はそれ以上退却することはできない。実行できない退却分はダメージとなる。その後の別の戦闘で退却が出た場合は、廃墟から退却できる。
・廃墟は障害地形である(射線を遮る)。
・もし複数の廃墟タイルを配置しなくてはならない時は、何か他のタイルで代用すること。

3.      新しいマーカー

()  中立マーカー
両方のプレイヤーが同じ中立ユニットを使用している場合、このマーカーを用いてどちらの陣営に属しているかを示す。

4.      ルール詳説

()  Heavy Swing(ユニット能力)

Heavy Swing能力のあるユニットの攻撃を解決する時は、それぞれのHeroicの目を1個の隣接する敵ユニットに対して用いて、1退却をさせることができる。この戦闘前にその敵ユニットがまだダメージを受けていなかったならば、1ダメージを受ける

Heavy Swing能力を目標ユニットに対して用いることもできる。
・攻撃するユニットに隣接した複数の敵ユニットに対して、Heroicの目をそれぞれに適用することができる。

(イ)   Throw Boulder(ユニット能力)

Throw Boulder能力のあるユニットは、2dで、12ヘクスの敵に対し、近接攻撃を行うことかできる。
Throw Boulder能力による攻撃を行った際は、StrikeCleaveの目は、他の効果に使用されない限り、目標に1ダメージを与える。
・攻撃のためには、目標ユニットに射線が通らなくてはならない。


マウンテンジャイアント

招集コスト 8、移動 2、攻撃 4、ヘルス 5

(Heroic) Heavy Swing: 隣接するユニットに1退却をさせる。この戦闘前にその敵ユニットがまだダメージを受けていなかったならば、1ダメージを受ける

Throw Boulders: 通常の近接攻撃を行う代わりに、2dで、12ヘクスの敵に対し、近接攻撃を行うことかできる。

Massive: このユニットは建物ヘクスに入ることができない。


ロアカード

Shoutcut (2)

あなたのオーダーステップの直後に

このターン中、森ヘクスに入った自軍ユニットは移動終了させなくてよい。移動フェイズに1つ以上の森に入ったそれぞれのユニットは、追加で1ヘクス移動することができる。

Crushing Force (3)

いずれかのプレイヤーの移動ステップの直後に

自軍のマウンテンジャイアントから射線が通り、かつ2ヘクス以内の建物タイルを選ぶ。建物タイルを取り除き、廃墟タイルに置き換える。次に、廃墟タイルにユニットがいるなら、1ダメージを与え、麻痺(Stun)させる。

Brute Strength (6)

あなたの移動ステップの直後に

自軍の歩兵以外のユニットは全て、このターン中、敵の歩兵ユニットを攻撃する場合、+2d される。もし攻撃がマウンテンジャイアントによるならば、+3d する。